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2月7日 ニキビに悩まないデー

ニキビに悩まないデー

 2月7日はニキビに悩まないデー。ニキビに悩むすべての男女の助けになりたいとの思いから、「プロアクティブ」を販売しているガシー・レンカー・ジャパン株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(2)キビに(7)やまない」の語呂合わせから2月7日とした。

ニキビの豆知識

 思春期にできるニキビの主な原因は過剰な皮脂の分泌。まだ毛穴が小さいため、皮脂が毛穴に詰まりやすく、アクネ菌がそれを餌にして増殖してしき、ニキビを引き起こす。思春期ニキビは顔全体にできるのが特徴で、特に鼻や額などにできやすい。

 対して大人ニキビは、古くなった角質がうまく剥がれずに蓄積し、毛穴を塞いでしまうことで発生する。その原因はいくつもあり、ストレスや睡眠不足、生理や体調の乱れなどが主な原因となっている。

 ちなみに、ニキビは日本人の9割以上が経験していると言われている。

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 ニキビは皮膚の毛穴が皮脂や古い角質、細菌などで詰まり、炎症を起こすことで発生する皮膚のトラブルです。特に、思春期にホルモンバランスの変化が引き起こす皮脂の過剰分泌が、ニキビの主な原因とされます。

食生活とニキビ

 ニキビの発生には食生活が密接に関連しています。脂質や糖質を多く含む食品や飲み物は、皮脂の分泌を増加させ、ニキビを誘発しやすくします。逆に、五大栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質・ミネラル・ビタミン)をバランスよく摂取することで、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を促し、健康的な肌を保つことができます。食事の時間にも注意が必要で、深夜の飲食や寝る直前の食事は避けると良いでしょう。

ニキビ予防に効果的な成分

 ビタミンB群は糖質と脂質の代謝をサポートし、ビタミンB2は皮膚の新陳代謝を促進します。ビタミンB6は皮膚の抵抗力を高め、ホルモンバランスを整えます。さらに、ビタミンCはコラーゲンの合成に働き、抗酸化作用により色素沈着を防ぎます。

 食物繊維は海藻や野菜、きのこなどに含まれ、便秘の予防に効果があります。ビフィズス菌や乳酸菌は腸内フローラを整える効果があるため、整腸作用を高め、ニキビの予防に役立ちます。これらの成分は食品だけでなく、サプリメントでも手軽に補えるため、積極的に摂ると良いでしょう。

健康的な生活習慣

 体の健康状態は肌に現れるため、健康的な肌のためには体が健康であることが重要です。栄養バランスの良い食事を1日3回、規則的に取ることが基本です。食物繊維不足や腸内環境の乱れが、ニキビへと発展することがあるため、腸内環境が良くなる食事を心がけましょう。また、睡眠の質を高めるために、ベッドに入る2時間前に食事を終らせるなどの生活習慣も重要です。

 ニキビは食生活、睡眠、栄養素の摂取バランスなど、多岐にわたる要素によって影響を受ける現象であり、これらのバランスを整えることが予防と改善の鍵となります。個人の生活習慣や体質に合わせた対策をすることで、健康的な肌を手に入れることが可能です。

記念日とかいろいろ

美容の記念日