2月8日 STICK MASTERの日
2月8日はSTICK MASTERの日。歩行、散歩、ウォーキング、登山などで活用する「STICK(杖)」に関する専門的な知識や活用方法を指導、アドバイスできる人材「STICK MASTER」を育成して、健康長寿社会を目指すために、株式会社REVO(レボ)が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「
釣り竿のスティックマスターとは何の関係もない。
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杖は、主に高齢者や身体機能が低下した方々に用いられる介護用具で、多岐にわたる役割を果たします。以下、杖についての詳細な説明をいたします。
歩行の安定化
杖の最も基本的な機能は、歩行の安定化です。加齢や障害により歩行が困難になった方々にとって、杖は第三の足として働き、体のふらつきを抑え、リズミカルに歩けるよう支援します。
足腰への負担軽減
杖は、足腰への負担を軽減し、痛みの和らげる効果もあります。体重が杖にかかるため、足腰にはあまり負担がかからず、歩行が楽になります。
障害物の検出と避ける機能
杖の先で地面をチェックしながら歩くことで、足元の障害物や段差に気付きやすくなり、転倒や衝突の防止に役立ちます。視覚障害のある人にとっても、杖は障害物を感じ取る重要なツールとなります。
心理的な安心感の提供
杖を持つことで、高齢者や歩行が不安な方々に心理的な安心感を提供します。外出の機会が増え、自立した生活のサポートにも繋がります。
杖の選び方
杖の選び方は、使用者の体の状況やニーズに合わせ、長さ、グリップ、素材、太さなどのポイントから検討します。適切な長さの杖は、身長に合わせて選び、「身長÷2+3」の計算式が参考になります。握りやすいグリップ、軽くて丈夫な素材、自分の歩行能力に合った種類など、実際に手に取って検討すると良いでしょう。
杖は、単なる歩行補助具以上の多面的な機能を持っており、使用者の生活の質(QOL)向上に貢献します。適切に選び、適切に使用することで、より安全で楽しい外出が可能になります。杖の選び方から使用方法まで、専門の医療・介護のプロフェッショナルの助言を受けることも大切でしょう。