カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

2月14日 自動車保険の日

 2月14日は自動車保険の日。自動車保険の大切さを多くの人に知ってもらうために、東京海上日動火災保険株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、東京海上日動火災保険株式会社(当時は東京海上保険株式会社)が「人とクルマの毎日を安心なものにしたい」という思いのもと、1914年2月14日に日本初の自動車保険の営業認可を取得したことから、2月14日とした。

自動車保険の豆知識

 日本で初めて自動車保険が誕生した1914年、当時は国内に1000台程度しか走っていなかった。

 しかし1950年代には100万台を突破するほどになり、それに伴い自動車事故も大幅に増えた。このことを受け、1956年に自賠責保険への加入が義務化された。

div class="ai">

◆◆◆

 自動車保険は、自動車運転時に発生する可能性のある様々なリスクに備えて補償を提供する保険制度です。この保険は、交通事故の際の賠償責任を補償するためのもので、交通事故による相手方の死傷や物損など、多額の賠償金が発生するリスクを軽減するために非常に重要です。

 2022年の統計によれば、交通事故による死亡者数は2,610人にのぼり、これは自動車の安全技術が進化している現代でも、運転には常に事故の危険が伴うことを示しています。事故は、安全運転を心がけている経験豊富なドライバーにも突然訪れるものです。例えば、歩行者が突然飛び出してきた場合、運転者の技量や車の性能に関わらず、事故を避けることが難しいこともあります。

 自動車保険には、主に「自賠責保険」と「任意保険」の二つのタイプが存在します。「自賠責保険」は、法律によって自動車を所有・運転するすべての人に加入が義務付けられている保険で、死亡や傷害などの人身事故に対する補償を行います。しかし、この保険だけでは、全ての損害をカバーすることは難しく、その不足分を補うために「任意保険」が存在します。

 任意保険は、自賠責保険の補完として提供される保険で、対人・対物賠償、車両保険、人身傷害保険など、さまざまな補償項目をカバーしています。これにより、事故時の賠償責任だけでなく、自身や車両への損害も補償されるため、より広範囲なリスク対策が可能となります。

 総じて、自動車保険は交通事故のリスクを最小限に抑えるための非常に重要な手段と言えるでしょう。安全運転を心がけているとは言え、予期せぬ事故やトラブルに備え、適切な自動車保険に加入することで、安心してドライビングを楽しむことができると思います。