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2月23日 富士山の日

富士山

 2月23日は富士山の日。オンライン上で富士山をテーマとした活動を活発に行っている「山の展望と地図のフォーラム」が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(2)(2)(3)から、2月23日とした。

富士山の豆知識

 富士山は、静岡県と山梨県にまたがる活火山で、標高は3776m。過去300年間噴火していないが、いつか再噴火すると考えられている。

 文化的価値が高いことでも有名で、日本三名山、日本百名山、日本の地質百選、世界文化遺産などに登録されている。

 過去に静岡県教育委員会が、各市町村に対して2011年より「富士山の日」を学校休業日とするよう要望したことがある。休業日として組み込んだ自治体もあるが、麓である富士市教育委員会では「特定日を学校休業日とすることはなじまない」という理由で、2011年以降休業日としていない。

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 富士山は、静岡県と山梨県にまたがる標高3776.12 mの活火山で、日本の最高峰として知られています。その美しい外観は日本の象徴として、国内外から多くの人々に愛されています。この壮大な山は、玄武岩質成層火山として形成され、その山体は駿河湾の海岸にまで及んでいます。

 古くから霊峰としての側面を持ち、浅間大神の鎮座する場所として神聖視されてきました。この信仰背景には、浅間神社の祭祀や富士山修験道の影響が大きく、多くの人々が登拝を行ってきました。時代を経て、富士信仰は多様化し、多くの教派や宗教活動の中心となってきました。

 富士山は、日本三名山や日本百名山など、数々のリストに名を連ねており、1936年には富士箱根伊豆国立公園に指定されました。さらに、2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として、世界文化遺産にも登録されるという栄誉を受けました。

 観光面では、夏の登山シーズンには多くの人々が訪れ、その美しい景色や夜明けの光景を楽しんでいます。また、麓には数多くの観光スポットがあり、四季折々の富士山を背景にさまざまな体験ができます。富士山は、自然の美しさと文化的な背景が融合した、日本を代表する名山であり、きっとこれからも多くの人々の心を捉え続けるでしょう。