カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

2月23日 税理士記念日

税理士記念日

 2月23日は税理士記念日。税理士法の前身である税務代理士法が1942年2月23日に制定されたことから、日本税理士会連合会が制定した。

税理士の豆知識

 税理士とは税理士法に基づいて税務に関する仕事を行う専門家で、所得税や法人税、相続税などの租税に関する業務を行っている。

 税理士のバッジは日輪の中に桜の模様が入っている。東京税理士会の50年史によると「会章の外側を縁どる円は、日本の『日』を示し、日を追って限りなく進行することを意味し、紋様の桜は日本の国花である桜をあしらっている」とのこと。

◆◆◆

 税理士は、日本の税務に関する専門家として、国家資格を持つプロフェッショナルです。彼らの主要な役割は、税金の計算や申告、税務相談など、税に関するさまざまな業務を行うことです。特に、経営者や個人事業主などは、税金の計算や申告を自分で行うのが難しいため、税理士の専門的な知識やスキルが求められます。

 税理士は、独占業務として税務書類の作成、税務代理、税務相談の3つの主要な業務を担当します。特に、確定申告や法人税の申告など、高度な会計知識が必要な業務は、一般の人々には難解であるため、税理士のサポートが不可欠です。また、税務署の調査が入る場合や不服申立てを行う場合など、納税者を代表して税務署との交渉や主張を行う役割も持っています。

 税務に関連するさまざまな書類の作成も、税理士の重要な業務の一つです。確定申告書はもちろん、法人の異動届や法定調書など、納税者にはなじみのない専門的な書類の作成も行います。さらに、税務相談としては、税金の計算方法や節税対策、事業展開や経営戦略に関するアドバイスなど、企業の経営に深く関わるアドバイザリー業務も行っています。

 税理士は、税に関する複雑な業務をスムーズに進めるためのバックアップ役として、多くの企業や個人事業主にとって欠かせない存在となっています。きっと、日々変わる税制や法律の中で、正確で最適なサポートを提供し続ける税理士の役割は、これからも社会において非常に重要であるでしょう。

日本税理士会連合会

日本税理士会連合会は、税理士の使命及び職責にかんがみ、税理士の義務の遵守及び税理士業務の改善進歩に資するため、税理士会及びその会員に対する指導、連絡及び監督に関する義務を行い、並びに税理士の登録に関する事務を行うことを目的として税理士法で設立が義務付けられている民間法人です。