2月25日 ひざ関節の日
2月25日はひざ関節の日。「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」のPRを目的に、機能性表示食品などを販売しているキューサイ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「ひざ」を英語で「ニー(knee)」ということからの「2」と楽しいことを「ニッコリ」と表現することの「25」を組み合わせて2月25日とした。
100歳まで楽しく歩こうプロジェクトとは、健康な歩みを支える「ひざ」を元気にすることが自立した生活には不可欠であるという考えのもと、「健康寿命を100歳にする」ことを目指して発足したプロジェクト。
膝の痛み
日本でひざの痛みに悩んでいる人は、およそ2500万人いると言われ、主に、軟骨や半月板が傷つく事によって痛みが発生する。膝に違和感がある時は大抵専門家による治療が必要なので、早めに整形外科を受診した方がよい。
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膝は私たちの身体で非常に重要な役割を果たす部位の一つで、日常の様々な動作やスポーツ時の動きをサポートしています。歳を重ねるにつれ、多くの人が膝の痛みを経験することがあります。この痛みの背後にはさまざまな原因が潜んでいます。まず、年齢とともに関節や軟骨が摩耗してくると、膝に痛みが生じることがあります。特に体重が重い人は、膝への負担が増えるためトラブルが生じやすくなります。このような痛みは、日常の単純な動作、例えば歩行や階段の昇降が困難になることもあります。
また、スポーツや突然の動きによる酷使や急な負傷も膝の痛みの一因となります。特にアスリートの間でよく見られるのが、靭帯の断裂やランナーズニーという疾患です。これらの痛みは、過度な運動や繰り返しの動作、筋力の低下などが引き金となります。また、骨盤や脚の問題も膝の痛みの原因となることがあり、これらの問題が原因で膝を痛めた場合、将来的に同じトラブルを繰り返しやすくなることも指摘されています。
膝の痛みの主な原因としては、関節を覆う滑膜の炎症や軟骨の摩耗が考えられます。歩行中、膝にかかる負荷は体重の約2倍とも言われており、過度な負荷や加齢により関節軟骨が摩耗すると、膝の滑膜に炎症が起こります。一度摩耗した軟骨は再生することは難しいため、痛みの原因となる炎症を抑えるための治療が必要となります。