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2月28日 ニューパルサーの日

ニューパルサーの日

 2月28日はニューパルサーの日。2021年に山佐を代表するパチスロ機種である「ニューパルサー」が登場してから28周年になることを機に、その認知度の向上と今後リリースされるシリーズ作のプロモーションを目的に、パチスロなどのアミューズメント用機械の開発と製造を手がける山佐株式会社が制定し、日本記念日が認定した。

 日付は、「ニューパルサー」が1993年2月に稼働し始めたことと、愛称である「ニューパル」を「28」ともじって2月28日とした。

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 ニューパルサーは、1993年に山佐というメーカーによって開発・販売された伝説的なパチスロ機であり、日本のゲームセンターやパチンコホールで長い間愛されてきました。このマシンは、グリム童話に登場する「かえるの王子様」をモチーフとしており、キャッチコピーとして「魔女の誘惑、魔性の快感」というフレーズが採用されました。このキャッチコピーは、多くのファンにとって忘れられないものとなっています。

 山佐は、0号機時代からパルサーシリーズというロングラン商品を持っており、大量のリーチ目が特徴として挙げられます。2号機の『ビッグパルサー』では、キャラクター路線と大量リーチ目が採用され、非常に大きなヒットとなりました。その後、4号機時代に入ると『ニューパルサー』が登場し、これもまた多くの人々に受け入れられました。このマシンでは、ビッグボーナス絵柄としてカエルが採用され、1000通りを超えるリーチ目が搭載されているのが大きな特徴です。

 当初、ニューパルサーは大きな注目を浴びることはありませんでしたが、特定の操作をすることでゲームが有利に進行するというシステムが後から発見され、これが大きな話題となりました。特に、第3リール停止時に特定のボタンを離すことで払い出しが行われるという操作(ネジリと呼ばれる)が可能で、この機能は後に多くのパチスロ機に取り入れられることとなりました。

 そして、ニューパルサーシリーズは時代と共に進化を続け、さまざまなバージョンが発売されました。絵柄の違いやリール制御の変更、液晶の搭載など、多くの新機能や改良が施されてきました。特に、後のバージョンでは、液晶を搭載したことで、さらに多彩な演出やゲーム性が追加され、ファンを魅了し続けました。

 ニューパルサーシリーズは、その独自の魅力と進化の歴史を持つパチスロ機として、多くのファンに愛され続けています。その魅力は、単にゲーム性や演出だけでなく、時代ごとの変遷や背景にあるストーリーにもあると言えるでしょう。長い間、多くの人々の心を捉え続けたニューパルサーは、パチスロ業界の中でも特別な存在として記憶されています。

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