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2月9日 北海道米「ふっくりんこ」の日

北海道米「ふっくりんこ」の日
引用元:北海道米LOVE

 2月9日は北海道米「ふっくりんこ」の日。記念日を通して北海道米「ふっくりんこ」に愛着を持ってもらい、認知度の向上と消費拡大を図るために、北海道札幌市のホクレン農業協同組合連合会内に事務局を置く北海道米販売拡大委員会が制定し、日本記念日が認定した。

 日付は、(2)(9)りんこ」の語呂合わせから、2月9日とした。

ふっくりんこ

 北海道の道南で開発された高品質米で、全国でも販売されているプロ御用達のお米。北海道を代表するブランド米のひとつで、とても濃い甘みと、強めの粘りを持っている。また、その名の通りふっくらとした食感が魅力。栽培に最適な道南と空知の一部産地限定でで作付けすることで、品種本来の美味しさを守っている。

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 ふっくりんこは、北海道の道南地域で誕生し、その地で育てられてきた特別なイネの品種です。この品種は、北海道立道南農業試験場が開発したもので、寒さに強い「ほしのゆめ」と、味の良さで知られる米国品種「国宝ローズ」を祖先としています。ふっくりんこの名前は、その粒がふっくらとしている様子から名付けられました。

 このお米の最大の特徴は、その独特の食感。粘りがありながらも柔らかさを持ち合わせているため、口の中での満足感が得られるのです。この特徴的な食感は、和食や魚介系の料理との相性が非常によく、多くの料亭や高級レストラン、さらには機内食としても採用されています。その品質の高さは、食味ランキングで最高評価の「特A」を4年連続で獲得していることからも明らかです。

 また、ふっくりんこは、道南地域の気候や土壌に適応して育てられてきたため、「道南生まれ、道南育ち」というフレーズがぴったりの品種です。この地域の農家の方々が、長い時間をかけて大切に栽培してきた結果、今日の高品質なふっくりんこが生まれました。

 総じて、ふっくりんこは、その独特の食感と味わい、そして品質の高さから、多くの人々に愛されているお米です。北海道の自然環境と、そこで働く農家の方々の情熱が結集して生まれた、真に特別な品種と言えるでしょう。

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