2月18日 プライヤの日
2月18日はプライヤの日。「プライヤ」の知名度向上のために、日本で唯一のプライヤ専門メーカー株式会社五十嵐プライヤーが制定し、日本記念日が認定した。
日付は、「
プライヤ
掴むモノの対象幅に合わせて支点を可動させることが出来る汎用工具。英米ではペンチやニッパーを含む、挟み工具全般をプライヤーと呼んでいる。正式名称は"Slip joint pliers"。「コンビネーションプライヤー」と「ウォーターポンプライヤー」の2種類に大きく分かれている。
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プライヤは、英米圏ではペンチやニッパを含む挟み工具全般を指す名称として広く知られています。この工具の特徴は、ピボット(ジョイント部分)がスライド構造になっており、握り方向にスライドさせることで先端部分が大きく開くことができる点です。これにより、さまざまな大きさのものを挟むことができ、非常に汎用性が高いと言えます。特に、昭和63年に弊社が開発した「キズをつけずに、つかむ、まわる」というコンセプトの”ソフトタッチシリーズ”は、国内プライヤ製造業界において革命的な商品として受け入れられました。
プライヤには主に2つのタイプが存在します。一つは「コンビネーションプライヤ」、日本語で「複合機能」という意味を持つこのプライヤは、物を先端で挟み、あごの中央部で掴む、そして結合部付近の刃で軟鋼線を剪断切断する、という3つの機能を持っています。スライド部分が瓢箪穴になっているのが特徴で、口開きを二段階調整することが可能です。
もう一つのタイプは「ウォーターポンププライヤ」です。このプライヤは、開口部の方向が30~40°曲がっており、もともとは自動車のラジエーターホースを取り付けるために開発されました。水道管やガス管など、手元が狭い場所での修繕作業にも適しています。コンビネーションプライヤとの大きな違いは、口開きを三段階以上調節できる点と、握り手が長いため、大きく太いものも強力に掴むことができる点です。
きっと、これらのプライヤは様々な場面での作業をサポートしてくれるでしょう。その多機能性と実用性から、多くの専門家やDIY愛好者にとって、手放せない工具となっています。