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2月22日 カツカレーの日

カツカレーの日
ウィキペディアより

 2月22日はカツカレーの日。記念日を通じてカツカレーの美味しさを全国でカツカレーを提供する店とともに盛り上げたいと、カツカレー発祥の店でもある老舗洋食店株式会社銀座スイスが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、銀座スイスの創業日(1947年2月22日)から、2月22日とした。

 カツカレーは1948年に銀座スイスを訪れたプロ野球巨人軍の名二塁手の千葉茂氏のリクエストから誕生した。

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 カツカレーは、日本の家庭料理として、また多くのレストランやカフェで人気のメニューとして親しまれている一品です。カレーライスの上に揚げたてのとんかつをのせるだけのシンプルな料理ですが、その絶妙な組み合わせは多くの人々の心をつかんで離しません。

 カレーライス自体は、明治時代にイギリスから伝わったとされる西洋料理が起源とされています。それが日本独自のアレンジを経て、現在のような甘めで濃厚なルーを用いたカレーライスが生まれました。一方、とんかつは、明治時代末から大正時代初頭にかけて、西洋のカツレツからアイディアを得て誕生した日本独自の料理です。

 これら二つの料理が一緒になったのは、昭和時代に入ってからだと言われています。とんかつとカレーの組み合わせは、食文化が多様化していく中で、異なる料理の組み合わせという新しいアイディアとして生まれたとも言われています。その後、この組み合わせの美味しさが広まり、今では全国的に愛されるメニューとなりました。

 カツカレーを楽しむポイントは、まずカレールーととんかつの質にあります。ルーは、家庭であれば市販のカレールウを用いても良いし、手作りでスパイスを調合するのもおすすめです。とんかつは、新鮮な豚肉を使用し、サクサクの衣とジューシーな中身を楽しむために、揚げたてをすぐにカレーの上にのせることが大切です。

 さらに、カツカレーを一層美味しくするためのトッピングも楽しみの一つ。ピクルスやフレッシュなサラダ、ゆでた卵やチーズなど、様々な具材をトッピングすることで、自分だけのオリジナルカツカレーを楽しむことができるのです。

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