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3月1日 デコポンの日

デコポン

 3月1日はデコポンの日。デコポンの美味しさをPRするために、日本園芸農業協同組合連合会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1991年3月1日にデコポンが熊本県より初めて出荷され、東京の青果市場で取引されたことから、3月1日とした。

デコポンの豆知識

 デコポンという名前は、実は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標であって品種名は「不知火(シラヌヒ)」という。不知火は「清見」という柑橘類と「ポンカン」を掛け合わせて作られた品種で、不知火の中で糖度13度以上のものをデコポンとしている。

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 デコポンは、清見とポンカンを掛け合わせて育成された日本独特の柑橘類であり、特にその特徴的な凸部分からこの名前が付けられました。正式な品種名としては「不知火(しらぬひ)」と呼ばれています。この果実は、大きめのサイズ(直径8~10cm程度)で、皮が手で簡単にむけることや、種がないこと、さらにはそのジューシーで甘い味わいが特徴です。収穫直後の不知火は、糖度も酸度も高く、酸っぱさが際立って感じられるため、収穫後に一定期間貯蔵して酸味を和らげてから市場に出されます。

 デコポン®として販売されるものは、不知火の中でも糖度13.0度以上、酸度1.0度以下という厳しい条件を満たすものだけであり、この名前自体は熊本県果実農業共同組合連合会が所有する登録商標です。そのため、同じ不知火でも、この基準を満たさないものや、特定のJAを通じて出荷されないものは、単に「不知火」として販売されることが多いです。

 デコポンや不知火は、日本国内での人気が非常に高く、その甘みとジューシーさ、そして食べやすさから多くの人々に愛されています。特に、酸味が苦手な方や、甘いみかんが好きな方には特におすすめの柑橘類です。

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