カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

3月8日 サバの日

サバの日
引用元:Wikipedia

 3月8日はサバの日。多くの人にサバについて興味、関心を持ってもらい、日本人が古来から恩恵を受けているサバへの感謝を示すとともに、サバについて深く考える日とするために、サバを専門に取り扱う株式会社鯖やが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(3)(8)」の語呂合わせから、3月8日とした。

◆◆◆

 鯖(サバ)は、日本の食卓に欠かせない魚の一つで、特にマサバ、ゴマサバ、そして輸入されるタイセイヨウサバが主に流通しています。この魚は、美味しさだけでなく、その栄養価の高さからも多くの人々に愛されています。サバは良質なたんぱく源として知られており、必須アミノ酸をバランスよく含んでいるため、筋肉や内臓、骨、皮膚、髪の毛、血液などの体を作る材料として非常に重要です。

 特に注目されるのは、サバに含まれる豊富なn-3系脂肪酸、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)です。これらは心血管系の健康を保つために欠かせない成分として知られ、血流の改善や動脈硬化の予防、そして脳の活性化にも寄与します。さらに、サバはビタミンDを豊富に含んでおり、これは骨の健康を保つために必要なカルシウムの吸収を助ける役割を果たします。また、免疫力を高める効果も期待されています。

 その他にも、サバは鉄分や亜鉛などのミネラルを多く含んでいます。特に鉄分は、酸素を全身に運ぶ赤血球の生成に必要で、その効果はビタミンCを一緒に摂取することでさらに高まります。亜鉛は、味覚を正常に保つだけでなく、美しい肌や髪を維持する助けともなります。これらの栄養素を考えると、サバは健康的な食生活を送る上で非常に価値のある食材と言えるでしょう。身近でありながら、その栄養価の高さと美味しさで、私たちの食卓を彩り続けるサバは、今後も多くの人々に愛されることでしょう。

鯖の豆知識

 鯖はマグロやアジ等と並んで世界的に消費量の多い魚であり、焼き魚、煮魚、鯖寿司、しめ鯖などとして食べられている。DHAやEPAが多いことでも有名。

 日本では縄文時代から食べられていることが分かっている。

記念日とかいろいろ