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3月8日 さやえんどうの日

さやえんどう

 3月8日はさやえんどうの日。収穫の恵を喜び、和歌山県のサヤエンドウをPRする目的で、和歌山県の農業協同組合連合会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、和歌山県では3月にハウスのさやえんどうが最盛期となることと、(3)(8)」の語呂合わせから、3月8日とした。

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 えんどうには様々な種類が存在しますが、和歌山県で特に栽培されているのは「ウスイエンドウ」、「キヌサヤエンドウ」、そして「オランダエンドウ」です。これらのえんどうは、印南町、日高川町、みなべ町、御坊市といった地域で数多く生産されています。

 和歌山県では露地栽培と施設栽培の組み合わせにより、長期間にわたってえんどうの出荷が行われる点にあります。具体的には、11月から6月頃までという長い期間にわたり、京阪神を中心とした地域に新鮮なえんどうが供給されています。これにより、多くの消費者が一年の大半で和歌山県産の新鮮なえんどうを楽しむことができるのです。

 中でも「キヌサヤエンドウ」は、その美しいグリーンと新鮮さが特徴で、和歌山県のえんどうの中でも特に人気があります。さらに、このキヌサヤエンドウには「アベックさや」と呼ばれる、さやが2つついた独特の形状があるのが特長で、これが多くの人々の興味を引きつけています。

サヤエンドウの豆知識

 さやえんどうとは、未成熟なエンドウ豆の(さや)の部分を食用とするときの呼び方。原産地は中央アジア~中近東、地中海沿岸と言われており、紀元前の古代エジプトなどでも栽培されていた。日本には、8~10世紀頃に入ってきたとされている。

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