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~今日は何の日?~

3月8日 赤ちゃん&こども「カット」の日

 3月8日は赤ちゃん&こども「カット」の日。赤ちゃんと子供専門の理容室の存在を広くPRする目的で、赤ちゃん筆センター株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(3)(8)」の語呂合わせから、3月8日とした。

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 髪の毛は人間の身体における非常に興味深い部分で、その成長や特性、色、形状などは多くの要因によって異なります。赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる頃から生えてくる髪の毛は、産毛と呼ばれ、この産毛は一生に一度だけの、非常に繊細で貴重なものです。そして、驚くことに、この産毛には「福白髪」と呼ばれる白髪が生えることがあり、これは古来から順風満帆な人生を予告する吉兆とされています。

 髪の毛の成長について考えると、頭髪は平均で約4年の寿命を持ち、この期間中に約50センチほど伸びると言われています。一方、ひげやまゆ毛、わき毛などの体毛は、頭髪に比べて寿命が短いことが知られています。

 髪の色については、毛根に存在する色素細胞がメラニン色素を生産することによって決まります。この色素細胞の活動の仕方によって、真っ黒な髪から、赤みを帯びた髪、そして白髪となります。特に、日本人の髪の毛は、漆黒から茶色の間でさまざまな色合いを持っており、この違いは個人の遺伝や健康状態、生活習慣などによって影響を受けます。

 新生児や赤ちゃんの髪の毛は、生後数週間で一度抜けることがありますが、それは正常なことで、その後しっかりと新しい髪の毛が生えてきます。また、赤ちゃんや子供の髪の毛が薄い場合も、成長とともに変化してきますので、心配する必要はありません。

 さらに、髪の毛の数についても興味深い事実があります。一般的には、人の頭皮には約10万本の髪の毛が生えているとされています。この数字は、頭の部位ごとの髪の毛の本数の平均を計算し、頭の面積全体に適用することで導き出されています。

 また、髪の毛には「つむじ」という独特の渦が存在します。これには、頭の上部に形成される「頭頂つむじ」と、前頭部に形成される「前頭つむじ」があり、一人の人に最大で4つのつむじが存在することもあるのです。このつむじの巻き方や位置は遺伝的な要因が大きく関わっており、親や祖父母の特徴が子供に受け継がれることがよくあります。

記念日とかいろいろ