カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

3月15日 ドメインの日

ドメインの日
ウィキペディアより

 3月15日はドメインの日。まだよく知られていない新しいドメインや世界各国に割り当てられているドメインの認知度の向上を目的に、ドメイン取得サービスの株式会社インターリンクが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1985年3月15日に"symbolics.com"が正式なDNS管理手順に沿って世界で初めて登録されたドメインになったことから、3月15日とした。

ドメインとは

 ネットワークに接続しているコンピュータの場所を示すインターネット上の「住所」のようなもの。「.com」や「.jp」などの種類がある。マサチューセッツ州ケンブリッジに本拠地を置いていたコンピュータ製造企業symbolicsが1985年に登録した"symbolics.com"が世界初のドメインとされている。

◆◆◆

 ドメインとは、インターネットにおけるアイデンティティーの核心を成す、至極重要な概念です。コンピュータがインターネット上で識別され、アクセスされるためのユニークなアドレスであり、まさにデジタル世界の「住所」とも言えるものです。このシステムは、世界中のコンピュータが互いに通信を行うための基盤を提供し、インターネットの普及とともに、我々の生活に深く根ざしています。

 ドメイン名は、階層的な構造を持ち、「.com」や「.jp」などのトップレベルドメイン(TLD)からなり、その下に二次ドメイン、三次ドメインと続いていきます。これにより、インターネット上での名前の衝突を防ぎながら、記憶しやすく、意味のあるアドレスを提供しています。例えば、「symbolics.com」というドメインは、1985年に登録された世界初のドメインであり、それはデジタル化された世界における歴史的な瞬間を象徴しています。

 ドメインの登録と管理は、インターネットでの信頼性と秩序を保つために非常に厳格に行われます。個人や企業は、自らのウェブサイトやメールアドレスに使用するために、ドメインを登録することができますが、それにはICANN(インターネットの名前と番号の割り当てを管理する国際的な非営利団体)などの機関が定めたルールに従う必要があります。

 現代では、ドメインは単なるアドレス以上の価値を持っています。ブランドのアイデンティティー、信頼性、プロフェッショナリズムの象徴として機能し、企業や個人のデジタルな顔となっているのです。それはまた、オンラインでのマーケティングやコミュニケーション戦略において不可欠な要素であり、より大きなデジタルエコシステムの一部として機能しています。

記念日とかいろいろ

PCとかITとかの記念日