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3月15日 マイコの日

マイコの日

 3月15日はマイコの日。マイナビ派遣のキャラクターであるマイコ。その誕生日の3月15日にちなみ、株式会社マイナビが制定し、日本記念日協会が認定した。3月(マーチ)のマと15日をイコと読む語呂合わせにもなっている。

 マイナビ派遣は2017年7月31日にサービス終了した。

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 マイナビ派遣のマスコットキャラクター、マイコは、3月15日(マイコの日)に生まれた、永遠の24歳の派遣OLです。彼女の生活の基盤は武蔵野市にある、駅から徒歩20分の位置に建つ築20年の実家で、家族構成は父、母、小学校5年生の弟、そしてネコとの暮らしです。彼女は公立の小学校、中学校、高校を経て、東栄学園女子短大の英語科を卒業しました。

 短大を卒業後、彼女は某大手メーカー自由が丘営業所で契約社員として働き、営業事務の経験を積みました。45歳以上のベテラン「お父さん」たちに囲まれながらの職場生活を送る中で、より広い世界を経験することへの渇望が生まれ、派遣社員としての新たなステップを踏み出しました。そして今、竹橋商事で営業事務アシスタントとして働いています。

 マイナビ派遣のマスコットキャラクターとして、マイコは派遣社員の日常と感情を象徴する存在です。彼女のバックグラウンドは、多くの派遣社員が共感できるリアルな設定で構成されており、親しみやすさと現実味を兼ね備えています。永遠の24歳という年齢設定は、派遣社員が持つ若々しさとポテンシャルを表しており、マイコの日々の生活や仕事に対する姿勢は、多様な働き方が認められる現代社会の風潮を反映しています。

 武蔵野市の実家生活は、マイコが地に足がついた普通の女性であることを示し、公立校教育を受けた背景は彼女が等身大のキャラクターであることを強調します。短大卒業後に体験した職場環境は、彼女が社会経験を積んできた過程を示し、多様な職場で働きたいという願望は、派遣社員としてのキャリア形成の一環と捉えることができます。

 マイコが持つクールでシニカルな一面は、現代の働く女性が直面する社会的な問題や矛盾に対する洞察力を表しているとも解釈できます。彼女の風刺的な笑いは、時に厳しい社会の現実を軽妙に扱い、親近感をもたらす一因となっています。このように、マイコはただのキャラクターではなく、仕事を通じて成長し、多くの派遣社員のリアルな声を代弁する存在として、マイナビ派遣の顔として親しまれています。

派遣の豆知識

 現在の日本では、期限付きで雇用契約を交わしている労働者は全体の3分の1と言われているが、そのほとんどが契約社員またはパートで、派遣社員の占める割合は全労働者の2~3%で推移している。

 職種別の割合は、「事務職」が34.1%、「製造関連職」が24.4%、「運搬・清掃・包装関連職」が13.4%と続いている。