カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

3月22日 世界水の日

 3月22日は世界水の日。1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミットのアジェンダ21で提案され、1992年12月の国連総会で制定された。
 英語名は"World Day for Water"。

◆◆◆

 World Day for Waterは、World Water Day(世界水デー)とも呼ばれ、1992年の国連環境開発会議(リオ・サミット)で制定されました。毎年3月22日に祝われており、水資源の重要性を強調し、水問題に対する意識を高めることを目的としています。

 この記念日の重要性は、水が人類や生態系にとって欠かすことのできない資源であることを認識させ、持続可能な水資源管理や水問題への取り組みを促進することにあります。特に、水不足や水質汚染、適切な衛生環境の欠如など、水に関する様々な課題に対処するための国際的な協力を促すことが重要です。

 World Water Dayの目標は、水資源の保護と持続可能な利用を促進し、水に関する問題に対する意識を高めることです。また、水資源管理や水と衛生に関する政策やプログラムを強化し、すべての人々が安全で十分な水を利用できるようにすることも目標に含まれています。

 この記念日に推奨される取り組みには、水に関する教育や啓発活動、研究の支援、水資源管理や水と衛生に関する政策やプログラムの開発、国際協力やパートナーシップの促進が含まれています。

 World Water Dayの成果として、世界的な水資源に対する認識が高まり、各国が水資源管理や水問題への取り組みを強化しています。また、国際協力やパートナーシップが発展し、水資源の保護や利用に関する知識や技術が共有されています。これらの取り組みにより、水不足や水質汚染などの問題に対処し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて前進することが期待されています。

地球サミット

 正式名称は「環境と開発に関する国際連合会議」。1992年、国際連合の主催によりブラジルのリオデジャネイロで開催された、環境と開発をテーマとする国連会議。国際的な原則を定めた「環境と開発に関するリオ宣言」、その為の詳細な行動計画である「アジェンダ21」と「森林原則宣言」が採択された。

絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引の規制を輸出国と輸入国とが協力して実施することにより、採取・捕獲を抑制、保護を図ることを目的として作られた。希少度によって3段階に分かれており、現在、合計およそ3万6000種が掲載されている。

アジェンダ21

 環境と開発の統合のための21世紀に向けた具体的な行動計画。「前文」「社会的・経済的側面」「開発資源の保護と管理」「主たるグループの役割の強化」「実施手段」で構成されており、「大気保全」や「砂漠化」を始めとした具体的な問題についてのプログラムを示すとともに、それらを実施するための「資金」や「技術」「国際法」などの在り方についても規定している。

記念日とかいろいろ

国際デー