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3月28日 八幡浜ちゃんぽん記念日

八幡浜ちゃんぽん
引用元:八幡浜市

 3月28日は八幡浜(やわたはま)ちゃんぽん記念日。「八幡浜ちゃんぽん」で町を元気にするという目的で、愛媛県八幡浜市が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、旧八幡浜市と旧保内町が2005年3月28日に合併したことから、3月28日とした。

八幡浜ちゃんぽんとは

 八幡浜ちゃんぽんの特徴は、鶏がら・鰹・昆布などでだしを取った黄金色のスープで、あっさりした風味が特徴。麺は太目の中華麺を使用する店が多く、野菜や肉はもちろん、八幡浜の特産品である蒲鉾・じゃこ天など水産練り製品が具材として使われている。

 市では商工観光課にちゃんぽん係長を配置したり、八幡浜ちゃんぽん振興条例を設けるなどして、知名度向上に取り組んでいる。

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 八幡浜ちゃんぽんは、愛媛県八幡浜市の特色を活かした地域特有の料理です。この料理は、長崎の麺文化をベースにして八幡浜の地元風味にアレンジされた、独自のちゃんぽんです。八幡浜市は四国西部の海の玄関口であり、歴史的に海上交易が盛んであったことから、さまざまな文化が融合しています。その結果、八幡浜ちゃんぽんは、地元の食文化と海外の影響が融合したユニークな料理として生まれました。

 八幡浜ちゃんぽんの特徴は、鶏がら・鰹・昆布を使った黄金色のスープにあります。このスープは豚骨ベースの長崎ちゃんぽんに比べてあっさりしているのが特徴です。使用される麺は太目の中華麺が一般的で、具材には野菜や豚肉に加え、八幡浜の特産品である蒲鉾やじゃこ天などの水産練り製品が用いられ、地元の食材が活かされています。

 八幡浜市内では、食堂やレストラン、カフェ、居酒屋、ホテル、お寿司屋など、多くの飲食店で八幡浜ちゃんぽんを提供しています。メニューは多様で、「ちゃん定」(ちゃんぽん定食)や特製ちゃんぽん、ちゃん玉などがあり、店ごとに独自のアレンジを加えたちゃんぽんが楽しめます。八幡浜ちゃんぽんを食べ比べることで、その味だけでなく、八幡浜の生活や文化も感じ取ることができるでしょう。

 八幡浜ちゃんぽんは、単なるご当地グルメを超えて、地域の「ソウルフード」として市民に深く愛されています。その歴史と文化的背景を通じて、八幡浜市の特色を味わうことができる、非常にユニークで魅力的な料理なのです。

記念日とかいろいろ

地方自治体が作った記念日