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3月13日 ペヤングソースやきそばの日

ペヤングソースやきそばの日

 3月13日はペヤングソースやきそばの日。「ペヤングソースやきそば」をより多くの人に知ってもらい、その美味しさを味わってもらおうと、群馬県伊勢崎市のまるか食品株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ペヤングソース焼きそばの発売日(1975年3月13日)から、3月13日とした。

ペヤングの豆知識

 ペヤング発売当時、カップ麺は高価だったため、若いカップルに2人で1つのものを仲良く食べてほしいという願いから、「ペア」と「ヤング」で「ペヤング」と名付けられた。

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 ペヤングは、日本のカップ麺市場における革新的な存在として、長年にわたり多くの人々に愛されてきました。四角い容器はペヤングの象徴的なデザインとして、それまでのカップ麺の概念を覆し、「顔は四角でも味はまろやか」というキャッチコピーと共に消費者の心を掴んで離しません。この容器は、ペヤングが業界に先駆けて導入したものであり、今では多くのカップ麺製品で採用される一般的なデザインになりました。

 ペヤングの名前は、若いカップルが一つのカップ麺を共有して楽しめるようにという願いから、「ペア」と「ヤング」を組み合わせて生まれました。この名前は、その後の数十年にわたって、さまざまな世代の人々に親しまれるブランドへと成長していくことを予感させます。当初は高価だったカップ麺も、時間をかけて幅広い層の人々に手軽な食品として受け入れられるようになりました。

 そして、ペヤングのレギュラーサイズのパッケージに記載されている『Big!』という言葉は、その大胆なサイズ感を表しています。当時のカップ麺市場において、60~65gの麺量が主流だった中で、90gというペヤングの麺量は文字通り「ビッグ」な提案であり、二人で分け合っても十分満足できる量を提供していました。この伝統は、今もパッケージデザインに生き続けており、創業時の思いを今に伝えています。

 1975年のペヤングソースやきそばの発売以来、ペヤングは日本のカップ麺文化の中で独自の地位を築き上げ、多様なフレーバーやリミテッドエディションを市場に投入することで、常に新鮮さを保ち続けています。日本国内だけでなく、海外でもその名を知られるようになり、日本食の一端を担うブランドとしての地位を確立しているのです。