3月17日 みんなで考えるSDGsの日
3月17日はみんなで考えるSDGsの日。国連が定めた持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)についてのさまざまな企業の取り組みをより多くの人に伝えることために、総合PR会社である共同ピーアール株式会社の総合研究所(PR総研)が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、SDGsに持続可能な世界を実現するために掲げられている17のゴールから「みんな(3)」で「17」のゴールを実現しようという意気込みで、3月17日とした。
SDGsとは
"Sustainable Development Goals"の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳される。17のグローバル目標と169の達成基準から成る2030年に向けた具体的行動指針で、2015年の国連総会で採択された。
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SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年に国際連合が採択した国際的な目標です。これらは、2030年までに貧困をなくし、地球環境を守り、平和で豊かな世界を実現するために設定されました。SDGsは17の目標と169のターゲットから構成されており、経済的、社会的、環境的な持続可能性を包括的に達成することを目指しています。
これらの目標は、性別や国籍、年齢、社会的地位に関わらず、全ての人々にとって公平な世界の構築を目指しています。例えば、極度の貧困の撲滅、飢餓の終結、良質な教育へのアクセスの確保、性別に関わる平等の達成、清潔な水と衛生の実現などが挙げられます。また、経済成長と同時に、産業革新とインフラの強化、不平等の削減、持続可能な都市とコミュニティの実現なども含まれています。
環境面では、気候変動への対策、海洋資源の持続可能な利用、陸上の生態系の保全などが重要視されています。これらは、地球環境の保全という観点だけでなく、経済的な持続可能性と社会的公正を融合させたアプローチで取り組まれるべき課題です。SDGsはまた、実行手段の強化とグローバルパートナーシップの発展も重要視しており、これには技術、貿易、データ、政策の一体化が必要とされています。
SDGsの美しい側面は、それが国境を超えた協力と連携を促進することであり、私たち一人ひとりが地球の持続可能な未来に貢献できるような行動を起こすきっかけを提供している点です。SDGsは、地球規模の課題に対する普遍的な行動計画として、世界中の政府、ビジネス、市民社会に影響を与え、ポジティブな変化を生み出すための強力な枠組みを提供しています。