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~今日は何の日?~

3月11日 おくる防災の日(防災用品を贈る日・送る日)

 3月11日はおくる防災の日(防災用品を贈る日・送る日)。東日本大震災の記憶を忘れずに「生きていてほしい人に防災用品を"贈る"」「遠くに住む大切な人に防災用品を"送る"」という習慣が世の中に根付くことを目指して、エールマーケット(ヤフー株式会社運営)が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、東日本大震災が起きた日にちなんで、3月11日とした。

 防災用品の備蓄保有率が向上するように、より多くの企業、団体などが自由に記念日を活かしてほしいとの想いも込められている。

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 この日を通じて、私たちは単に物質的な準備を整えるだけでなく、防災に関する意識の向上を図り、互いの安全と福祉を心から願う気持ちを共有することができます。お互いに防災用品を贈り合う行為は、単なる物の交換以上の意義を持っています。それは、相手の安全と幸福を願う心の表れであり、防災意識の共有という大切なメッセージを伝える行為です。企業や団体がこの日を積極的に活用することで、社会全体の防災意識の高まりに寄与し、災害に強いコミュニティを形成する一助となります。結果として、東日本大震災の教訓を風化させずに、未来へと継承することができるのです。