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3月10日 サイマ(310)の日

 3月10日はサイマ(310)の日。記念日を通して株式会社サイマコーポレーションというネジの会社を、ねじ業界だけではなく広く世の中に知ってもらい、サイマを通じてネジをもっと身近なものとして感じてもらうため、超極低頭ねじ「310スリム」や悪戯防止ねじ「TRF」など様々な用途のネジの製造販売などを手がけている株式会社サイマコーポレーションが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、サイマ(310)」の語呂合わせから、3月10日とした。

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 サイマコーポレーションは、長い歴史を持ちながらも常に革新を追求し続ける企業です。1952年に斎間寿久氏によって縫製工場として創業されたこの会社は、2005年に株式会社サイマコーポレーションへと社名を変更しました。しかし、真の変革の波は三代目社長が舵を取ることで訪れました。その革新的な精神は、伝統的な布製品の縫製工場から、新しいねじの開発に注力する企業へと大胆な転換を果たす原動力となりました。

 米国留学とヨーロッパ本社の日本法人での経験を通じて、三代目社長は国内外のねじ市場に対する深い洞察を得ました。日本市場と海外市場のねじに対する異なる視点と要求を理解し、これを機会と捉え、サイマコーポレーションを一風変わった、かつてないねじ屋さんへと変貌させました。

 その結果、いたずら防止ねじやセキュリティねじ、樹脂用タッピンねじノンサート、310スリム® シリーズなど、革新的でニッチな製品を市場に投入することに成功しました。さらに、インチねじの定期輸入や、ねじの解析サービス、海外での豊富な人脈を活用したダイカストや機械加工品の輸入販売、ねじの基礎セミナーの提供など、多岐にわたるユニークなサービスを展開しています。

 サイマコーポレーションの姿勢は、単に製品を提供するだけではなく、顧客と市場のニーズを深く理解し、それに応えることにあります。小さな町工場から始まったこの企業は、現在では日本国内はもちろん、海外の市場にも積極的に足を伸ばし、世界中の多様な要求に応えるべく挑戦を続けています。サイマコーポレーションの物語は、変化を恐れず、常に前進し続ける企業精神の美しい例です。これからも、彼らの革新的な歩みは多くの人々にインスピレーションを与え、産業界に新たな価値を生み出し続けることでしょう。

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