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3月16日 ネゴツィエットが金属アレルギーの事を知って欲しい日

 3月16日はネゴツィエットが金属アレルギーの事を知って欲しい日。記念日を通してより多くの人に金属アレルギーのことを知ってもらい、より良い対応をして欲しいとの願いが込めて、金属アレルギー対応の素材で製作したアクセサリーなどの販売ショップ「ネゴツィエット」を運営する株式会社瀧田が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、瀧田の商品は低金属アレルギー素材の「ステンレス316L」で製造されていること、3月16日とした。

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 金属アレルギーは、身の回りの多くの金属製品に含まれる特定の金属に対する過敏反応であり、接触皮膚炎として現れます。ニッケル、クロム、コバルトといった金属が一般的な原因として知られており、これらに対する身体の免疫系の過剰な反応によって、赤み、かゆみ、発疹、時には水ぶくれなどの症状を引き起こします。アクセサリーや時計、ボタン、ジッパー、携帯電話など日常的に肌に触れるアイテムが原因となることが多く、特にニッケルが含まれるものに対する反応が非常に多いとされています。

 金属アレルギーは、一度発症すると一生続くことが多く、回避策としてはアレルギー反応を引き起こす金属との接触を避けることが最も有効です。市場にはハイポアレルゲニックや金属アレルギー対応とされる製品も多くあり、これらは金属アレルギーを持つ人々にとって大変心強い存在となっています。また、アレルギー対策としてプラスチックやガラス、サージカルステンレスなどの素材を使用したアクセサリーも人気を集めています。

 もし金属アレルギーの症状が現れた場合は、皮膚科を受診し、アレルギー検査を行うことで原因となる金属を特定することが推奨されます。また、治療としてはステロイド軟膏などの外用薬が処方されることがありますが、基本的には原因となる金属との接触を避けることが何よりも重要です。

 金属アレルギーは、現代社会において非常に一般的なアレルギーの一つであり、その存在を認識し、適切な対応をとることで日常生活における不便や不快感を最小限に抑えることができます。私たちは、金属アレルギーに悩むすべての人々が快適に過ごせるように、寛容な心と理解をもって支え合うべきです。