カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

3月6日 ミルクの日のミルクの時間<午後9時>

ミルクの日のミルクの時間<午後9時>

 3月6日はミルクの日のミルクの時間<午後9時>。「ミルク」に関する記念日とその時間を制定することで、牛乳や乳製品の飲食を促し、酪農家を消費者が支える重要性を訴え、社会的な理解を図るのが目的。一般社団法人 中央酪農会議が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付と時間は、ミルク(369)」の語呂合わせから、3月6日とした。

 この日のこの時間に牛乳・乳製品の飲食する姿をSNSなどに投稿してもらい機運の盛り上がりを目指す。日付だけでなく時間まで制定した記念日は認定登録で初めて。さらに同日に2つの記念時間(ミルクの日のミルクの時間<午前9時>)を制定したのも初。

◆◆◆

 牛乳は、その栄養価の高さから「完全食品」とも称されることがあります。主な成分は良質なタンパク質、乳脂肪、乳糖、ビタミン、ミネラルで、これらは全てが人間の健康維持に不可欠です。牛乳のタンパク質には、人間の体内で合成されない必須アミノ酸が含まれており、体の組織の修復や新しい細胞の生成を助けます。また、乳脂肪は消化吸収が良好で、エネルギー源としてだけでなく、脂溶性ビタミンの吸収にも重要な役割を果たしています。

 乳糖は牛乳特有の糖で、腸内環境を整える効果があります。また、カルシウムの吸収を助けることで骨の健康をサポートし、神経伝達や筋肉の動きを調節する役割も担います。牛乳に含まれるビタミンAは視力の保護と免疫機能の強化に、ビタミンB2はエネルギー代謝の効率化に寄与しています。

 夜に牛乳を飲むことには、そのリラックス効果と睡眠の質の向上が期待されます。牛乳に含まれるトリプトファンというアミノ酸は、セロトニンの合成を促進し、セロトニンはさらにメラトニンに変換されます。メラトニンは睡眠のリズムを整えるホルモンであり、夜間に牛乳を飲むことで自然な眠りを促進することができるのです。

 また、カルシウムは神経を安定させる作用があり、ストレスや不安を軽減するのに役立つため、夜のリラックスタイムに牛乳を飲むと、より穏やかな気持ちで就寝できるかもしれません。このように、牛乳は栄養補給だけでなく、日々の生活リズムを整えるのにも効果的な飲み物と言えるでしょう。

記念日とかいろいろ