3月9日 サクレの日
3月9日はサクレの日。人気氷菓「サクレ」をより多くの人に楽しんでもらうための記念日。氷菓、アイス、マロングラッセ、冷凍食品などの製造販売を手がけるフタバ食品株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「
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サクレは1985年に日本で誕生した冷凍デザートで、かき氷風のアイスとして知られています。この商品の特徴は、冷凍庫から取り出してすぐにサクサクとした食感が楽しめる点です。開発の背景には、従来のかき氷風アイスが冷凍庫から取り出した直後は硬くてスプーンが通りにくいという問題がありましたが、サクレはこの問題を解消し、すぐに食べられる新感覚の冷凍デザートとして市場に登場しました。
名前の「サクレ」はフランス語で「神聖な」という意味の「SACRÉ」と、サクサクした食感を表す音から取られています。初期の製品開発は大阪の工場で行われ、喫茶店で見かけたレモンスライスが浮かべられたスカッシュやフロートからヒントを得て、レモンスライスをトッピングした点が特徴的です。
サクレのラインナップは、レモンフレーバーを始め、パイン、あずきといった定番のものから、マンゴー、イチゴ、白桃などの季節や特定の店舗限定フレーバーまで多岐にわたります。また、サクレはその独特の食感とフレーバーのおかげで、発売以来、若い世代を中心に支持されてきました。
さらに、サクレはアレンジレシピにも適しており、炭酸飲料やお酒と組み合わせて異なる味わいのドリンクを作ることができます。この柔軟性がサクレをただの冷凍デザート以上のものにしており、消費者に長く愛される理由の一つとなっています。