3月21日 自動販売機の日
3月21日は自動販売機の日。安心・安全な清涼飲料や食品などを提供する自動販売機の業者団体や企業にとって「自動販売機の日」は業界の歴史を記憶し、社会的価値を高める意義のある取り組み。この機会に自動販売機の社会的な信用度のさらなる向上を目指す。
一般社団法人日本自動販売協会と株式会社サン・ベンディング東北が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、日本最古とされる自動販売機(1888年・木製煙草自動販売機)を発明、制作した俵谷高七氏の誕生日(1854年3月21日)から、3月21日とした。
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自動販売機は、現代の生活に欠かせない便利な機械で、いつでもどこでも様々な商品を購入できるため、多くの人々に利用されています。日本では、自動販売機が街中に多数設置されており、飲料や食品だけでなく、アイスクリーム、花、靴下など多岐にわたる商品を販売しています。特に飲料の自動販売機は、季節ごとに冷たい飲み物や温かい飲み物を提供するため、利用者にとって非常に便利です。
自動販売機の歴史は古く、世界初の自動販売機は古代エジプトの寺院で聖水を販売するために設置されたものとされています。日本で本格的な自動販売機が登場したのは1962年で、それ以来、技術の進化とともに多機能化が進んでいます。現在では、現金だけでなく電子マネーやICカードでの決済が可能な機種が増えています。
特に注目すべきは、災害時に無料で飲料を提供する機能や、Wi-Fiアクセスポイント、AED(自動体外式除細動器)の収納など、多機能な自動販売機の登場です。これにより、地域社会への貢献や安全性の向上が図られています。また、最新の自動販売機はタッチスクリーンを搭載し、視覚的に選びやすいデザインになっているものもあります。
日本では、自動販売機の普及に伴い、管理システムも非常に整備されています。自動販売機の周辺にはリサイクルボックスが設置され、美化活動が推進されています。また、メンテナンスや商品の補充を専門とする会社が多数存在し、これにより自動販売機が常に清潔で、スムーズに運営されるようになっています。