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4月3日 プラズマレーザーの日

プラズマレーザーの日
引用元:一般社団法人プラズマレーザー研究会

 4月3日はプラズマレーザーの日。プラズマレーザーを用いた最先端の歯科診療について、歯科医師はもちろん広く一般の人にも口腔疾患の治療法・予防法として普及させることを目的に、一般社団法人プラズマレーザー研究会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「プラズマ」が固体・液体・気体に続く物質の第「4」の状態であることと、「レーザー=03」と読めること。また、同研究会の第1回設立記念臨床報告会が2016年4月3日に行われたことから、4月3日とした。

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 歯科用レーザー治療は、現代の歯科医療において画期的な進歩をもたらしています。この治療法は、痛みを大幅に軽減し、健康な歯を極力削らずに虫歯治療を行うことが可能です。特にプラズマレーザーを使用した治療では、麻酔の注射がほぼ不要となり、虫歯菌や歯周病菌の除菌・殺菌作用により、治療後の再発リスクを低減します。また、レーザーによる歯質強化効果により、歯の寿命を延ばすことも期待できます。

 このような歯科用レーザー治療は、健康な歯を残しながら虫歯治療を希望する方、麻酔注射を避けたい方、治療期間を短縮したい方、また歯を強化し再発を防ぎたい方に特におすすめです。レーザー治療は、限局的に悪い部分だけを的確に取り除けるため、余分な部分を傷つけることなく治療を進めることができます。

 しかし、治療が適用できる虫歯の状態には限りがあり、進行度や位置によっては従来の治療法を併用する必要がある場合もあります。レーザー治療は多くのメリットを持ちながらも、全てのケースに適用可能なわけではないため、患者一人ひとりの状態に応じた最適な治療法の選択が重要です。

 歯科用レーザー治療は、歯科医療の未来を切り開く革新的な技術として期待されています。痛みの少ない治療、健康な歯を守る治療、そして短期間での治療完了は、多くの患者にとって大きなメリットとなるでしょう。歯の健康を守りながら、より快適な治療体験を提供する歯科用レーザー治療に、これからも注目が集まることでしょう。

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