カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

4月3日 みずの日

 4月3日はみずの日。清く静かに澄んだ水は平和の象徴であり、畏敬の念を持たれるものとの思いから、環境の浄化、心の浄化を目指す日として、全国清水寺ネットワーク会議が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(4)(3)ず」の語呂合わせから、4月3日とした。

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 水は、私たちの生活になくてはならない存在です。地球上の生命が誕生し、繁栄する基盤となっています。その透明で、形のない特性は、まるで魔法のようにも感じられます。水は、小さな川や湖から始まり、広大な海へと流れていく。この自然のサイクルは、地球上で最も美しい光景の一つです。

 水を見ていると、心が穏やかになります。水の流れる音は、私たちを落ち着かせ、心を癒してくれます。夏の暑い日に冷たい水を飲むときのあの清涼感は、他の何物にも代えがたい喜びです。水辺を歩くとき、その澄んだ水面に映る景色は、私たちに平和と静けさをもたらしてくれます。

 水は、文化や歴史の中でも重要な役割を果たしてきました。古代文明は、川の近くに栄え、人々は水を利用して農業を行い、生活を営んできました。水は、人々をつなぎ、文化の交流を促す架け橋となってきたのです。

 そして今、私たちは釈迦様の教えを体し、清水を大切にして心の浄化、自然環境の浄化のため全力をあげ活動していくことを宣言します。水の節約や保護活動に参加することは、地球上の生命を守るために非常に重要です。私たち一人一人が水を大切にすることで、この美しい地球を守り続けることができます。

 水について考えるとき、それは単なるH2Oの分子以上のものです。それは命の源であり、私たちの心に深く響く存在です。水のありがたさを日々感じながら、私たちはそれを大切に扱うことで、自然との調和を目指すべきです。水と共に生きることは、地球と共に生きること。私たちにとって、それは最も大切な教えの一つです。