4月4日 コメッ子記念日・米粉の日
4月4日はコメッ子記念日・米粉の日。新潟県で米粉の用途や需要の拡大を目指している新潟米粉研究会が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「米」という漢字は分解すると八十八になる。米粉は米の子ども、米の半分と解釈して八十八の半分の四十四と理由から、4月4日とした。
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米粉は、お米を製粉したもので、和菓子や米菓など、日本の伝統的な料理に古くから使われています。お米の消費が減少する中、米粉の新たな利用法が模索されており、新潟県食品研究所によって開発された微粉化技術により、粒子が細かく、小麦粉の代替品としても使用できる画期的な米粉が生まれました。この技術の開発により、米粉は従来の和菓子や米菓だけでなく、パンやケーキ、パスタなど、幅広い料理に使用されるようになりました。
米粉の最大の特徴は、グルテンフリーであることです。小麦アレルギーやセリアック病の人々にとって安心して食べられる代替食材として、米粉の需要は世界中で高まっています。また、米粉は日本人の体質や食文化に合った食材であるため、消化が良く、健康的な食生活に貢献します。
「新規紛体利用」としての米粉の活用は、お米の消費減少に歯止めをかけるだけでなく、日本の食文化の多様化にも寄与しています。米粉を使った新しいレシピの開発や、従来の料理のアレンジにより、お米を粉食としても楽しむことができるようになりました。
米粉の利用拡大は、農業の振興にも繋がります。品質の高いお米を製粉することで、農家の収入源の多様化に貢献し、地域経済の活性化にも寄与する可能性があります。また、米粉を用いた料理の普及は、日本の食文化を世界に広める機会ともなり得ます。
米粉は、その健康的な特性と多用途性から、これからもさらなる可能性を秘めた食材として注目されています。伝統的な日本食からモダンな料理まで、米粉を通じて日本の食の魅力を再発見し、享受していくことが期待されています。
米の豆知識
米の分類方法には、デンプン成分や系統、用途などいくつかあるが、最も耳にするのは「うるち米」と「もち米」というデンプン成分による分け方だろう。
「うるち米」は、アミロースとアミロペクチンがおよそ2:8で、単に「米」と言うと普通はうるち米を指す。それに対して「もち米」は、アミロペクチンのみでアミロースを含んでおらず、餅や赤飯を作るときに使われる米である。このアミロペクチンが餅の粘りの元となっている。
ちなみに現在日本では年間1人あたりおよそ55㎏を消費しており、毎年0.5㎏ずつ減り続けている。
記念日とかいろいろ
4月の記念週間など
4月4日の記念日
米の記念日
- おむすびの日(1月17日)
- 北海道米「ふっくりんこ」の日(2月9日)
- コメッ子記念日・米粉の日(4月4日)
- 天塩 塩むすびの日(4月6日)
- 「銀河のしずく」の日(4月29日)
- ごはんパンの日(5月8日)
- お茶漬けの日(5月17日)
- 「金色の風」の日(5月29日)
- 麦とろの日(6月16日)
- おにぎりの日(6月18日)
- 夏越ごはんの日(6月30日)
- 北海道米「ななつぼし」の日(7月2日)
- チャーハンの日(8月8日)
- 米の日(8月18日)
- はらこめしの日(10月8日)
- 焼おにぎりの日(10月8日)
- 青森のお米「青天の霹靂」の日(10月10日)
- 新潟米の日(10月25日)
- 青森のお米「つがるロマン」の日(10月26日)
- たまごかけごはんの日(10月30日)
- 広島県民米「あきろまん」の日(10月15日)
- 深川!マイ・米・デー(11月1日)
- きりたんぽの日(11月11日)
- オコメールの日(11月23日)
- コメニケーションの日(11月23日)
- お赤飯の日(11月23日)
- 「愛ひとつぶ」の日(11月22日)
- 米の日(毎月8日)