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4月6日 天塩 塩むすびの日

天塩 塩むすびの日

 4月6日は天塩(あましお) 塩むすびの日。天塩で日本の和食文化の象徴のひとつである「塩むすび」を作り、多くの人に味わってもらうという目的で、株式会社天塩が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(4)むすび(6)」の語呂合わせから、4月6日とした。

天塩

 オーストラリアのシャークベイの塩田で、2年の歳月をかけて太陽熱と風力で海水を濃縮し、天日塩と「にがり」を作り、その後、赤穂で天日塩の結晶を残しながら、他の成分を溶かして再結晶し、粒度を調整する。そしてあえて「にがり」を含ませる「差塩製法」で仕上げた塩。

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 天塩は、自然の恵みをふんだんに受けた塩であり、その製造過程と品質は、多くの人々に愛される理由となっています。特に「赤穂の天塩」は、塩の原料となる海水へのこだわりが、その品質をさらに高めています。オーストラリアのシャークベイという、世界自然遺産にも登録された場所から採取される海水は、清浄さと豊かなミネラルを含んでおり、そこから作られる天日塩は、味わい深く、料理の味を一層引き立てます。

 この塩の製造方法は、太陽熱と風力を利用した伝統的な塩田製法に基づいています。2年という長い期間をかけて海水を自然乾燥させることで、塩と"にがり"が生まれます。この過程で、塩の結晶はゆっくりと成長し、独特のソフトな食感を持つようになります。その後、播州赤穂で、この天日塩の一部を溶かし、再結晶させることで、粒度を調整します。この過程では、"にがり"も加えられ、塩に豊かな味わいと栄養をもたらします。

 このようにして作られる「赤穂の天塩」は、ただ塩辛いだけでなく、料理の素材の味を引き立てる繊細な味わいを持っています。それは、海水の選定から、製塩方法に至るまで、何一つ妥協することなく追求された結果です。この塩を使うことで、日々の食卓がより豊かで健康的なものになることでしょう。私たちの生活に深く根付く塩ですが、「赤穂の天塩」のような、品質にこだわった塩を選ぶことは、日々の料理を特別なものに変える鍵となります。

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