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4月6日 自然療法の日

自然療法の日

 4月6日は自然療法の日。健康の維持、健康の促進のために身近なものを活用したり、取り入れることで免疫力を高めようと、自然療法に関するセミナーなどを行う愛知県名古屋市の香りの学校LIVEが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、自然療法士の資格制度を始めた1995年4月6日にちなんで、4月6日とした。

自然療法とは

自然療法(ナチュロパシー)とは、身体の自然治癒力を引き出し、身体や心その全部を包括的に捉え、ホリスティックにアプローチし、バランスを整える療法のこと。

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 自然療法は、身体と心の健康を促進し、維持するために自然界の力を利用する治療法です。この療法の根底にある考え方は、人間の体は自然に調和しており、自己治癒力を持っているという信念に基づいています。自然療法は、薬物治療や外科手術といった従来の西洋医学の方法に代わる、またはそれらを補完する形で用いられることが多いです。この療法の目的は、病気の症状を一時的に抑えるのではなく、体の不調の根本原因を解決し、全体的な健康とウェルビーイングを向上させることにあります。

 自然療法には、植物療法(ハーブティーやエッセンシャルオイルなど)、栄養療法(食事療法やサプリメントを含む)、身体療法(マッサージやカイロプラクティック)、エネルギー療法(レイキや気功)、そして心理療法(ストレスマネジメントや瞑想)など、多岐にわたるアプローチが含まれます。これらの療法は、個人のニーズに合わせて単独または組み合わせて用いられ、体のバランスを整え、自然治癒力を最大限に引き出すことを目指します。

 自然療法は、副作用が少なく、体に優しい治療法として注目されています。しかし、すべての人にとって効果的であるとは限らず、使用する際には専門家の指導を仰ぐことが重要です。また、重篤な疾患の場合は、自然療法だけに頼るのではなく、必要に応じて従来の医療と組み合わせて行うことが推奨されます。自然療法を取り入れることで、私たちは自分自身の健康をより深く理解し、心身のバランスを整えることができるようになるでしょう。この穏やかで全体的なアプローチは、現代社会においてその価値を高めています。

自然療法士とは

自然療法士(ナチュロパス)とは、ナチュロパシーを使う療法家のことで、身体と心の不協和音を調律する『調律師』のような人のこと。メディカルハーブ、サプリメント、食事やライフスタイルの改善、アロマセラピー、ホメオパシー、カウンセリングなどの『調律術』を組み合わせて、さまざまな『乱れ』がなくなるように導く専門家です。