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4月8日 ベビーリーフ記念日

ベビーリーフ記念日

 4月8日はベビーリーフ記念日。ベビーリーフの魅力をアピールするために、ベビーリーフを日本に初めて輸入をしたエム・ヴイ・エム商事株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(4)(8)」の語呂合わせと、サラダの需要期の春であり、その名が入学式や新学期にふさわしいことから、4月8日とした。

ベビーリーフとは

 発芽して1ヶ月程度で収穫した野菜の葉っぱの総称。日本には1994年に入ってきた。

 ちなみに「ベビーリーフ」という言葉はエム・ヴイ・エム商事が作った和製英語で、英語では、"mesclun greens"と呼ばれている。

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 ベビーリーフは、レタスや漬け菜など、葉を食べる野菜の若い段階で収穫される葉菜の総称です。発芽後10日から30日程度の若葉は、葉丈が10~15センチメートル程度で、葉柄部分から収穫され、サラダなどの生食に利用されます。その鮮やかな彩りとやわらかな食感、そしてクセのない風味が特徴で、彩りや味の異なる数種類の葉を混ぜ合わせて販売されることが一般的です。

 ベビーリーフは、フランス語でムスクラン、英語でメスクラン・グリーンズ、イタリア語でミスティカンツァとも呼ばれ、アメリカ合衆国やカナダのスーパーマーケットの野菜売り場でよく見かけます。元々は南フランスのサラダであり、通年での入手可能性があります。

 家庭での栽培も可能で、「ガーデンベビー」「ムスクラン」「サラダミックス」などの名称で販売されている種を春と秋にプランターやコンテナで栽培することができます。栽培にあたっては、日当たりの良い場所での栽培、適温20~30度での管理、水切れのないよう注意しながら育てることが重要です。また、こまめに収穫することで長期間楽しむことができます。

 ベビーリーフは、栄養価が高く健康に良いとされており、サラダ以外にもさまざまな料理に利用できます。プランター栽培が可能なため、限られたスペースでも手軽に栽培できるのが魅力です。ベビーリーフを通じて、日々の食事に新鮮な緑の彩りを加えることができるでしょう。