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4月15日 良いコラーゲンの日

 4月15日は良いコラーゲンの日。いつまでも体の内側からハリと潤いのある美しさを維持し、更に磨きをかけてもらうため、良質なコラーゲンを保ってもらうために、資生堂ジャパン株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(4)(1)(5)ラーゲン」の語呂合わせから、4月15日とした。

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 コラーゲンは、私たちの肌において非常に重要な役割を果たすタンパク質です。この物質は、肌の弾力性と強度を支える主要な構成成分であり、若々しい肌の見た目を保つためには欠かせないものです。コラーゲンが豊富な肌は、ハリがあり、滑らかで、しわが少ないという特徴があります。しかし、年齢と共に体内のコラーゲンの生成が減少し始め、それが肌の老化現象、特にしわやたるみの原因となります。

 肌のコラーゲンは、表皮の下にある真皮層で主に見られ、そこで水分を保持し、肌に弾力性と柔軟性を与えます。若い頃は体内のコラーゲンが豊富で、自然と生成されるため、肌はふっくらとしています。しかし、加齢による自然な生理的プロセス、紫外線の影響、不健康な生活習慣などにより、コラーゲンの生成が減少し、分解が加速します。これにより、肌のハリが失われ、しわやたるみが目立ち始めます。

 このような背景から、コラーゲンは美容業界で非常に重視されており、肌の若返りや保湿効果を高めるための製品に広く利用されています。コラーゲンを含むスキンケア製品やサプリメントは、肌の見た目を改善するために役立つとされています。また、健康的な食生活、十分な睡眠、紫外線からの保護といった生活習慣の改善も、体内のコラーゲンを保護し、肌の健康を支える上で重要です。

 結論として、コラーゲンは肌の美しさと健康を維持するための鍵となる成分であり、その量と質を保つことが、若々しい肌を長く保つ秘訣です。美容と健康を意識した生活を送ることで、肌のコラーゲンを守り、輝くような肌を目指しましょう。

コラーゲンの豆知識

 コラーゲンとは、たんぱく質の一種。人間の体は、およそ20%がタンパク質でできているが、そのタンパク質のおよそ30%をコラーゲンが占めている。コラーゲンが肌のうるおいに繋がるという話は、この体全体に占める割合の多さから来ているようだが、コラーゲンを食べても一度別の物質に分解されてから吸収されるため、コラーゲンのまま吸収されることはなく、また、分解・吸収された物質が体内で再びコラーゲンの合成に利用されるかどうかも実は良く分かっていない。

 ちなみにゼラチンとは、コラーゲンを加熱してその性質を変えた物質のことで、温かいお湯に溶け、冷やすとゼリー状に固まる性質を持っている。つまりゼラチンはコラーゲンの一種。

記念日とかいろいろ

美容の記念日