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4月18日 ウッドデッキの日

ウッドデッキの日

 4月18日はウッドデッキの日。ウッドデッキの魅力を伝えるために、ウッドデッキの設計・施行、キットデッキの開発・販売を手がけ、大阪府堺市に本社を置く中川木材産業株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、4月が販売台数が増える月であり、ウッドの「木」は分解すると「十」と「八」になることから、4月18日とした。

ウッドデッキの豆知識

 ウッドデッキとは、木材もしくは木材と樹脂を混合した合成木材で作られたプラットホーム状の構築物のこと。

 ちなみに、歩道として地面に近い所に敷き詰めたものをボードウォーク、ベランダなどに敷き詰めるすのこ状のパネルはウッドパネルと呼ぶ。

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 ウッドデッキは、居住性や歩行性を向上させる目的で建物の周囲や庭、港の桟橋などに設置される木造または木造風の床のことです。主に建物の1階前面に設置されるテラス形式のデッキであり、様々な素材が使用されます。天然木材のソフトウッドやハードウッド、木材と樹脂を混合した合成木材(WPC、WPRC)などがあり、耐久性は使用する材料や塗料の性能、メンテナンスの程度、設置場所の気候などによって大きく変わります。

 ウッドデッキは屋外に設置されることから、縁側の機能を拡大する役割を持ち、アウトドアリビングとしての活用も流行しています。また、ボードウォークとして歩道や広場に敷き詰められることもあります。住宅では、庭とリビングルームの中間の空間として利用されることが多く、公園やショッピングセンターの広場にも使われます。日本では似た役割を持つ濡れ縁もありますが、ウッドデッキはより屋外生活を豊かにするための施設として位置づけられています。

 英語の「deck」は船の甲板に由来し、ウッドデッキの材質は木製またはそれに準ずる材質で作られたものを指します。屋外空間を美しく機能的に彩るウッドデッキは、住まいの価値を高め、快適なアウトドアライフを提供します。適切なメンテナンスとケアにより、長期間にわたってその魅力を保ち続けることができます。