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4月2日 木曽路「しゃぶしゃぶの日」

木曽路「しゃぶしゃぶの日」

 4月2日は木曽路「しゃぶしゃぶの日」。お祝いごとや家族の集まりにぴったりの「しゃぶしゃぶ」の美味しさをより多くの方に知ってもらおうと、全国で飲食料理店を展開する株式会社木曽路が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、卒業、入学、就職などのお祝いごとが4月に多いことしゃぶ(42)」と読む語呂合わせから、4月2日とした。

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 しゃぶしゃぶは、薄くスライスされた肉や野菜を熱湯でさっとくぐらせて食べる日本の鍋料理です。この名称は、1952年に大阪の永楽町スエヒロ本店(当時はスエヒロ)の三宅忠一によって名付けられました。関西地方で新作料理として注目されていた「牛肉の水炊き」を取り入れる際、従業員がたらいでおしぼりをすすぐ様子や、その際に立つ水の音が、鍋の中で肉を振る様子や音に似ていると感じ、このリズミカルで新鮮な印象から「しゃぶしゃぶ」という名称が採用されました。1955年には商標登録されています。

 しゃぶしゃぶの特徴は、その調理法にあります。具材を鍋の熱湯にさっと通すだけで調理されるため、肉や野菜の持つ本来の味を楽しむことができ、食材の新鮮さが際立つ料理と言えるでしょう。通常は、牛肉や豚肉を主に使用し、海鮮類や様々な野菜も加えられます。食べる際にはポン酢やごまだれなどのタレにつけて味わいます。

 しゃぶしゃぶは、そのシンプルながら奥深い味わいで、家庭の食卓から専門店まで、幅広い場所で親しまれています。また、食材を共有しながら楽しむコミュニケーションの場としても、多くの人々に愛されている日本の代表的な鍋料理の一つです。

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