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4月6日 養老渓谷の日

 4月6日は養老渓谷の日。千葉県有数の温泉地であり、市原市の観光スポットである養老渓谷の名を広め、多くの人にその魅力を楽しんでもらおうと、一般社団法人市原市観光協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、養老(46)」の語呂合わせから、4月6日とした。

養老渓谷

 房総の秘境、養老渓谷。春に咲き誇るマメ桜や山百合、秋には見事な紅葉など、四季折々の美しい景観は印象的です。温泉郷、大福山、梅ヶ瀬、紅葉谷など数々の景勝があります。総称して“養老渓谷”といわれています。紅葉の見頃は例年11月下旬から12月上旬です。

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 養老渓谷は、千葉県の夷隅郡大多喜町粟又から市原市朝生原にかけて流れる養老川によって作り出された、美しい自然景観を誇る渓谷です。この地域は千葉県立養老渓谷奥清澄自然公園に指定されており、豊かな自然が保護されています。

 養老渓谷の美しさは四季を通じて変化し、特に秋の紅葉は見事で、訪れる人々を魅了します。春にはマメ桜や山百合が咲き乱れ、新緑の季節は清々しい緑に包まれます。そして、秋には紅葉が渓谷を彩り、一年の中でも特に人気のある時期となっています。

 また、養老渓谷には養老渓谷温泉をはじめとする温泉地があり、訪れる人々に癒しを提供しています。渓谷沿いには梅ヶ瀬渓谷や大福山、紅葉谷など、自然の美しさを堪能できるスポットが点在しており、ハイキングやウォーキングに最適な場所です。

 2007年には「養老渓谷・黒滝不整合」として日本の地質百選に選定されたこともあり、地質学的にも価値の高い地域として知られています。養老川支流の夕木川(蕪来川)との合流地点には、弘文洞跡という歴史的な川廻しの隧道跡が残されており、地域の歴史を感じることができます。

 房総の秘境とも称される養老渓谷は、自然愛好家だけでなく、歴史や地質に興味のある人々にとっても、訪れる価値のある場所です。都心からのアクセスも良好で、日帰り旅行にも最適。養老渓谷の豊かな自然と温泉で、心身ともにリフレッシュする時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。