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4月22日 道の駅の日

道の駅の日

 4月22日は道の駅の日。記念日を制定することで「道の駅」間の連携強化や各駅の販売促進、さらなる活気を呼び込むことを目的に、「道の駅」に関する情報交換、相互連携などを行い「道の駅」の質とサービスの向上に努める一般社団法人全国道の駅連絡会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1993年4月22日に建設省(現・国土交通省)が103か所の「道の駅」を登録したことから、4月22日とした。

道の駅の豆知識

 1993年に建設省により103ヶ所が登録され、2020年現在は1100ヶ所を超えている。

 また、駐車場・便所・ベビーコーナー・電話は24時間利用可能で、案内・サービス施設には、原則として案内員を配置しなければならない。

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 道の駅は、日本全国に広がる公共の休憩施設であり、地域住民や道路を利用する人々にとって、休息の場としてだけでなく、地域の特産品を紹介し、購入することができるスペースとして機能しています。1993年(平成5年)4月22日に最初の103箇所が正式に登録されて以来、30周年を迎えた現在では1200箇所以上に拡大し、地域の新たな交流の場や活性化の拠点としての役割を果たしています。

 道の駅の制度は、一般道路を利用する人々に24時間自由に利用できる休憩施設を提供するというニーズと、地域の文化や特産物を活かしたサービスを提供し、地域の情報交流や連携、活力ある地域づくりを促進することを目的として設立されました。これにより、ドライバーだけでなく、地域の人々にも親しまれる場所となっています。

 道の駅は、ただの休憩所を超えた多機能施設として発展してきました。地域の特産品を販売するショップやレストランのほか、地域の観光情報を提供するインフォメーションセンター、時には温泉施設や展示スペースを備えるなど、訪れる人々に様々な楽しみ方を提供しています。また、防災や少子高齢化などの地域が抱える課題に対する取り組みの場としても機能し、官民協力の下でさまざまなプロジェクトが展開されています。

 道の駅は「唯一無二」の空間として、それぞれの地域ごとに特色を持ち、地域住民や訪れる人々とのコミュニケーションを大切にしています。休憩や買い物、食事はもちろん、地域コミュニティの活性化にも貢献し、地域の声に耳を傾けながら、より良いサービスを提供することに努めています。

 これからも道の駅は、地域と訪れる人々との架け橋として、地域の魅力を発信し続けることで、地域の活性化とともに、より豊かな社会の実現に貢献していくことでしょう。地域住民と訪問者がともに楽しめる多様な施設として、その発展はこれからも続いていくはずです。