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~今日は何の日?~

4月22日 肩コリを労わる日

 4月22日は肩コリを労わる日。男女ともに多くの人が悩んでいるが多い肩コリのケアをするキッカケとしてもらうために、医療衛生用品やヘルスケア用品の卸販売、ピップエレキバン、ピップマグネループ、スリムウォークなどの自社開発商品の製造・販売を手掛けているピップ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、日本人がコリの症状を自覚するようになったキッカケの1つに、1910年4月22日の朝日新聞に、夏目漱石の連載『門』の一節に「指で圧してみると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた。」とコリに関する記述が載せられていたことと、(4)んどいコリ、(2)らい(2)らい」という語呂合わせから、4月22日とした。

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 肩コリは、多くの人が日常的に経験する不快な症状の一つで、肩周辺の筋肉が硬くなり、痛みや不快感を引き起こします。この状態は、長時間のデスクワーク、不適切な姿勢、ストレス、運動不足など、さまざまな原因によって生じることがあります。

 肩コリの主な原因は、筋肉の緊張です。長時間同じ姿勢を続けることで、肩や首周りの筋肉が過剰に緊張し、血行が悪くなることで筋肉に疲労物質がたまり、痛みやコリとして感じられます。また、ストレスは交感神経を刺激し、筋肉の緊張を引き起こすため、肩コリの原因となります。さらに、冷えや運動不足も血行不良を招き、肩コリを悪化させる要因になります。

 肩コリを予防・改善するためには、日常生活での姿勢を見直し、定期的にストレッチや適度な運動を行うことが重要です。また、ストレスを溜め込まないように意識的にリラックスする時間を設けたり、温かいお風呂に浸かって血行を促進することも効果的です。さらに、適切な枕やマットレスを選ぶことで、睡眠中の姿勢を改善し、肩コリを軽減することができます。

 肩コリがひどい場合や、自己管理で改善しない場合は、専門の医療機関での診断と治療が必要になることがあります。マッサージや鍼治療、理学療法など、症状に応じた治療法が提案されることがあります。

 肩コリは日常生活の質を低下させるだけでなく、放置すると慢性化する可能性もあるため、適切な予防と対処が重要です。日々の生活習慣を見直し、健康な体を維持することで、肩コリから解放される日が来るでしょう。

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健康の記念日