4月15日 宮崎カーフェリーの日
4月15日は宮崎カーフェリーの日。宮崎県唯一の長距離フェリー航路を次の半世紀に繋げようと、宮崎港と神戸港を結ぶカーフェリーを運航する宮崎カーフェリー株式会社が制定し、日本記念日が認定した。
日付は、「フェリーたかちほ」の就航日(2022年4月15日)にちなんで、4月15日とした。
カーフェリーとは、フェリーのうち自動車も運ぶ船のこと。
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カーフェリーとは、旅客と共に自動車やバイク、貨物車両などを運ぶことができる輸送船です。中から大型のフェリーに分類され、貨物輸送の重要な手段としても機能しています。カーフェリーの利用は、環境負荷の低減にも貢献する「モーダルシフト」の取り組みにも繋がり、CO2排出量の削減に寄与しています。
カーフェリーの最大の魅力は、快適に長距離移動ができることです。自動車やバイクを車両デッキに積み込み、船内での滞在中は客室やレストランで休息を取ることができ、長時間運転の疲労や渋滞のストレスから解放されます。また、下船後はそのまま自動車で移動できるため、旅行の自由度が格段に高まります。
近年のカーフェリーには、充実した船内施設が整備されており、個室やスイートルーム、露天風呂、シアター、ジムなど、ホテル並みのサービスを提供していることもあります。これにより、移動手段としてだけでなく、船旅そのものを楽しむことが可能になっています。
また、ペットと一緒に旅行できることもカーフェリーの特徴の一つです。ペット専用の宿泊施設を提供している航路もあり、ペットとの遠方への旅行が容易になります。ただし、航路によってペットの乗船条件は異なるため、事前に確認が必要です。
船旅の醍醐味としては、広大な海上での開放感や、航路によっては美しい日の出など、日常では味わえない特別な体験が挙げられます。カーフェリーは、移動手段としての利便性はもちろん、旅の楽しみ方を広げる存在としても魅力的です。