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4月2日 巻き爪ケアの日

 4月2日は巻き爪ケアの日。記念日を通して、巻き爪を根本的にケアするには歩き方と足の機能を見直すことが大切であることを多くの人に知ってもらおうと、埼玉県さいたま市で巻き爪の補正器具「CLIP-ON」の販売などを手掛けている株式会社メディカルケアが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、良いつめ(42)」の語呂合わせから、4月2日とした。

巻き爪の豆知識

 巻き爪(まきつめ)とは、爪が正常に伸びるのではなく、爪の両端が内側に巻き込むように成長してしまう状態を指します。巻き爪は、痛みや炎症を引き起こすことがあり、歩行や日常生活にも影響を与えることがあります。原因は遺伝的なもの、靴の圧迫、爪の切り方や外傷などが考えられます。軽度の場合は自己ケアが可能ですが、重度の場合は医療機関での治療が必要となることがあります。

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 巻き爪は、足の親指をはじめとする爪が自然な形状から外れ、皮膚に食い込むことで痛みや炎症を引き起こす状態を指します。この状態が進行すると、陥入爪と呼ばれるより深刻な症状に発展することがあります。巻き爪や陥入爪は、日常生活において非常に不快な感覚や歩行時の痛みを伴い、場合によっては日々の活動に支障をきたすことも少なくありません。

 巻き爪の原因は多岐にわたりますが、主なものには不適切な爪の切り方や靴の選び方、足指への過剰な圧力などが挙げられます。特に、爪を深く切り過ぎる「深爪」は巻き爪の一般的な原因とされ、爪の成長方向を変えてしまうことがあります。また、狭い靴を長時間履くことによる足指への圧迫も、巻き爪のリスクを高めると言われています。

 巻き爪の治療には、初期段階では保守的な方法が試みられます。症状の軽減を目指して、適切な爪の切り方を学んだり、足指の圧迫を避けるような靴選びが推奨されます。また、専門家による爪の形状を修正する処置や、炎症を抑える薬の使用も効果的です。しかし、症状が進行した場合には、外科的な治療が必要となることもあり、状態に応じた適切な対応が求められます。

 巻き爪の予防には、正しい爪の切り方を心がけ、足に合ったサイズの靴を選ぶことが重要です。また、足指への過剰な負担を避け、定期的に足の状態をチェックすることも、巻き爪を未然に防ぐための有効な方法となります。