5月1日 自転車ヘルメットの日
5月1日は自転車ヘルメットの日。自転車ヘルメットの着用促進と、その重要性を呼びかけるために、オートバイ、自転車用のヘルメットを手がける株式会社オージーケーカブトが制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、5月が「自転車月間」であるためり、その始まり(頭)の日ということで、5月1日とした。
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自転車用ヘルメットは、自転車乗車中の事故から頭部を守る重要な安全装備です。このヘルメットは転倒や衝突時に頭部への衝撃を軽減し、重大な怪我を防ぐために設計されています。特に、視野を遮らないよう配慮された設計がなされており、安全性とともに使用時の快適性も考慮されています。
自転車用ヘルメットの重要性に関する研究が進められており、その結果、ヘルメットの着用は事故時の頭部保護効果が高いことが示されています。自転車事故で死亡した人の大多数が頭部に致命傷を負っていることから、ヘルメットの着用は命を守るために極めて重要です。ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比較して約2.3倍も高いとの報告もあります。
日本では、特に13歳未満の子供に対するヘルメットの着用が保護者の努力義務とされており、2023年からは全ての自転車利用者に対するヘルメット着用の努力義務が課されています。これにより、自転車に乗る際には、安全性を示すマーク(SGマーク、JCF公認マーク、JISマークなど)が付いたヘルメットを着用することが推奨されています。正しく着用することで、自転車乗車中の安全をより一層確保することができます。
自転車用ヘルメットを巡る議論は激しいものがありますが、その着用は乗車中の安全を高める上で非常に有効な手段です。ヘルメットの選び方、正しい着用方法を学び、日常の自転車使用において安全対策を講じることが、安心して自転車を楽しむためには欠かせません。
日本の自転車事故
日本では年間600人弱が自転車事故で死亡しており、そのうち、頭部の損傷によるものが64%と圧倒的に多い。また、ヘルメットを着用することにより頭部損傷による死亡率がおよそ4分の1になるんだとか。