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5月5日 レゴの日

 5月5日はレゴの日。2002年にデンマークでレゴ社が設立されてから70周年、日本で販売されてから40周年になる事を記念して、より多くの人にレゴブロックをアピールするためにレゴジャパン株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(0)(5)(0)(5)」の語呂合わせから、5月5日とした。

レゴの豆知識

レゴの日

 LEGOの語源は、「よく遊ぶ」という意味のデンマーク語"Leg Godt"から来ている。

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 レゴは、デンマーク発祥の世界的に有名な組み立てブロック玩具のブランドです。「よく遊べ」を意味するデンマーク語「leg godt」から名付けられたこのブランドは、1934年にオーレ・キアク・クリスチャンセンによって設立されました。当初は木製玩具の製造からスタートしましたが、1949年にはプラスチック製玩具の製造にも手を広げ、革新的な組み立てブロック玩具を生み出しました。

 レゴブロックの特徴はその互換性にあります。年齢を問わず、さまざまなシリーズのブロックを組み合わせて遊ぶことができ、創造性と想像力を無限に広げることができます。基本色は赤、黄、青、黒、白、灰色で、1990年代からはさらに多くの色や中間色が加えられ、豊かな表現が可能になりました。

 レゴブロックは非常に高い品質基準を持って製造されています。製造誤差の許容範囲は0.002ミリ以内と極めて小さく、これにより、長年にわたって互換性を保つことができます。この精密さと品質の高さが、レゴブロックの結合力の秘密であり、30年前に製造されたブロックでも新しいブロックとしっかり結合させることが可能です。

 レゴは経済的かつ環境に優しい玩具としても評価されています。ブロックの組み合わせを変えるだけで新しい玩具が生まれるため、製品開発においても設備投資の削減につながり、高い収益性を実現しています。また、レゴブロックは世界中で愛され続けており、その歴史の中で多岐にわたるテーマのセットが開発されてきました。

 創造性を刺激するレゴブロックは、子どもたちの想像力を育み、学習への興味を引き出す教育ツールとしても活用されています。ロボットプログラミングキット「Lego WeDo 2.0」のような製品を通じて、子どもたちに科学技術の基礎を楽しく学ばせる試みも行われています。

 レゴはただの玩具を超え、創造性、学習、そして遊びの新しい可能性を世界中の人々に提供し続けています。その普遍的な魅力と、世代を超えて受け継がれる価値は、今後も多くの人々に愛され続けるでしょう。

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