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5月9日 アイスクリームの日

 5月9日はアイスクリームの日。東京アイスクリーム協会(日本アイスクリーム協会の前身)が、アイスクリームの消費拡大を願い、1964年からアイスクリームのシーズンインとなる連休明けの5月9日に記念事業を開催したことから、日本アイスクリーム協会が制定した。

 当時は「アイスクリン」と呼ばれており、現在の価格にすると約8000円という高級品だった。

アイスクリームの豆知識

アイスクリームの日
引用元:日本アイスクリーム協会

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 アイスクリームは、牛乳やクリームを主原料とし、冷やしながら空気を含ませて攪拌し、凍らせた菓子です。この冷たくて甘いデザートは、世界中で愛されており、その種類は豊富に存在します。アイスクリームの種類は、乳固形分と乳脂肪分の含有量によって、「アイスクリーム」、「アイスミルク」、「ラクトアイス」、「氷菓」と分類されます。それぞれに特徴があり、アイスクリームは最もリッチな味わいを、氷菓はさっぱりとした味わいを楽しめます。

 日本でのアイスクリームの歴史は古く、万延元年(1860年)に渡米した徳川幕府の使節団が、アメリカで初めてアイスクリームを食べたとされています。その後、日本にもアイスクリームは伝わり、今では様々なフレーバーや形状のアイスクリームが楽しまれています。特に夏の暑い日には、冷たいアイスクリームが最高のリフレッシュメントとなります。

 アイスクリームは、ただの冷たいデザート以上のものです。その味、香り、食感は、私たちに幸福感をもたらし、時には懐かしい記憶を呼び覚ますこともあります。家族や友人と共有する楽しい時間の一部として、または一人の特別なご褒美として、アイスクリームは私たちの生活に深く根ざしています。四季を通じて、様々なシーンで楽しむことができるアイスクリーム。その無限の魅力を、これからも存分に味わっていきましょう。

 私たちが普段「アイス」と呼んでいるものは、「乳及び乳製品の成分規格に関する省令」と「食品、添加物等の規格基準」という2つの法律によって、アイスクリームアイスミルクラクトアイス氷菓の4種類に分けることができる。

アイスクリーム

 乳固形分15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)のもの。乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれており、ミルクの風味が特に強い。
例:ハーゲンダッツ、ピノなど

アイスミルク

 乳固形分10.0%以上(うち乳脂肪分3.0%以上)のもの。アイスクリームよりは乳成分が低いものの、それでも牛乳と同じくらいの乳成分を持っている。
例:雪見だいふく、チョコもなかジャンボなど

ラクトアイス

 乳固形分3.0%以上のもの。まろやかさを出すために植物性油脂が使われていることが多いため、カロリーが高いものが多い。
例:スーパーカップ、パピコなど

氷菓

 上記3種類以外のもの。乳固形分はほとんどない。アイスキャンディーやかき氷などがこれにあたる。
例:ガリガリ君など

記念日とかいろいろ