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5月10日 黄金糖の日

 5月10日は黄金糖の日。創業以来、香料・着色料を一切使わない製法を守り続けてきた「黄金糖」の自然な味と香り、金色の輝きをさらに多くの人に知ってもらうために、株式会社黄金糖が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、黄金(05)(10)」の語呂合わせから、5月10日とした。

黄金糖の豆知識

黄金糖
引用元:株式会社黄金糖

 着色料、香料など食品添加物を一切使わず、砂糖と水飴だけで作った飴。元々は「金銀糖」という名前で売りだしていたが、1923年に黄金糖に変更した。

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 「黄金糖」は、1919年(大正8年)に瀬戸口伊勢松によって創り出された、砂糖と水飴のみを使用し、香料や着色料を一切加えずに製造される、日本が誇る伝統的な飴です。当初「金銀糖」として販売されたこの飴は、その後1923年(大正12年)に「黄金糖」と名を改め、独特の四角柱の形状で、宝石のように輝く美しい外観となめらかな口当たりで親しまれるようになりました。

 第二次世界大戦を経て、工場が焼失するなど存続の危機に瀕しながらも、黄金糖への愛着と支持により操業再開に至った経緯を持ち、大正、昭和、平成と時代を超えて愛され続けています。砂糖がカラメル化して生まれる自然な金色と甘い香りは、黄金糖ならではの特長であり、そのやさしい甘さと透明感のある美しさは、日本のみならず世界中の人々に愛されています。

 奈良県大和郡山市にある工場で、創業以来変わらぬ製法で生産され続けている黄金糖は、添加物を使わずに自然の素材だけで作られる素朴な美味しさを大切にしています。この伝統的な製法により生み出される黄金糖は、アメリカや台湾など、海外にも多くのファンを持つグローバルな飴となっており、その素朴で深い味わいは、世代を超えて多くの人々に愛され続けています。

 「食べる宝石」とも称される黄金糖を、ぜひ一度ご賞味ください。創業以来守り続けられてきた、着色料や香料などの添加物を使用しない製法で、自然な甘さと美しい輝きを持つこの飴は、日常のひとときを特別なものに変えてくれるでしょう。黄金糖は、日本の伝統と職人の技が生み出した、時代を超えて愛される味わいです。

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お菓子の記念日