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5月22日 国際生物多様性の日

 5月22日は国際生物多様性の日。生物の多様性が失われつつあることと、それに関する問題の認知を広めるために、国際連合が制定した。
 英語名は、"International Day for Biological Diversity"。

 日付は、1992年5月22日に「生物の多様性に関する条約」が採択されたことにちなんで、5月22にとした。

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 International Day for Biological Diversityは、毎年5月22日に祝われます。この日付は、1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットで採択された「生物多様性に関する条約」(Convention on Biological Diversity, CBD)が署名可能となった日を記念して選ばれました。2000年に国連総会がこの記念日を制定しました。

 制定の背景には、生物多様性の保全が地球上の生態系の健康や人類の持続可能な発展にとって重要であることを認識し、世界中で生物多様性の保全と持続可能な利用を促進することがあります。

 この記念日の重要性は、生物多様性の価値を理解し、保全に向けた取り組みを推進することです。また、生物多様性の損失が人類に及ぼす影響や生態系の働きを維持するための必要性を世界中に広めることも目的としています。

 International Day for Biological Diversityの目標は、生物多様性保全の重要性を認識し、持続可能な開発のための取り組みを促進することです。具体的には、生物多様性の保全、持続可能な利用、遺伝資源へのアクセスと利益の公平な分配に関する政策やプログラムの開発・実施を目指しています。

 この記念日には、世界各地でさまざまな取り組みが実施されます。例えば、啓発キャンペーン、シンポジウム、展示会、ワークショップなどが開催され、生物多様性に関する情報が広められます。また、国や地域、NGO、企業などが協力して、生物多様性保全に向けた取り組みを推進しています。

 これらの取り組みの成果として、生物多様性の価値と保全の重要性に関する認識が高まり、多くの国や地域で保全プロジェクトが展開されています。また、国際的な協力が強化され、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する政策やプログラムが進展しています。

記念日とかいろいろ

国際デー