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~今日は何の日?~

5月24日 スクーバダイビングの日

 5月24日はスクーバダイビングの日。スクーバダイビングの楽しさを伝えるとともに、正しい知識を普及しダイビング事故に対する安全意識の向上を目的に、スクーバダイビングの認定証である「Cカード」を発行するレジャーダイビング認定カード普及協議会が制定し、日本記念日協会が認定した。「スキューバダイビング」とも言う。

 日付は、Go(5) To(2) Sea(4)」の語呂合わせから、5月24日とした。

Cカードとは

 スキューバダイビングに関して「定められた知識と技術(指導基準)」を、ある「特定の時期」に、ある「特定の場所」で、習得したことを証明するもの。"Certification-Card"を略してCカード。ダイビングライセンスと呼ばれることもある。

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 Cカード、またはCertification Cardは、レクリエーション・スクーバダイビングにおいて重要な役割を果たします。このカードは、ダイバーが特定の基準に従った知識と技術を習得したことを示す認定証です。一般的に「ダイビングライセンス」とも呼ばれますが、正確には「免許」ではなく「認定」の証明であり、ダイビングスキルを有することを国際的に認められた証明書と言えます。

 Cカード取得は、ダイバーが定められた指導基準に従って必要な知識と技術を身につけたことを証明するもので、その有効性は取得時点においてのみ保証されます。つまり、Cカードを取得したからと言って、永久にその知識や技術が保証されるわけではありません。実際、ダイビングを長期間行わなければ、スキルは自然と低下し、知識も忘れがちになります。そのため、ダイビングのブランクがある場合には、リフレッシュコースを受講することが推奨されています。

 Cカードを持っていることで、エントリーレベルの講習を修了し、昼間の穏やかな水域でのダイビングや水深18mまでのダイビングが可能であることが認められます。しかし、これはあくまでも基本的な範囲内での活動に限られ、より困難な条件下でのダイビングや特殊な環境でのダイビングには、追加のトレーニングや地域固有の知識が必要となります。

 指導基準の存在は、ダイバーにとっても、ダイビングを受け入れる側にとっても、非常に重要です。これにより、ダイバーがどのような講習を受け、どんなスキルを身につけているかが明確になり、ダイビングの安全性が保たれます。また、指導基準はダイバーとしての最低限の能力を定義し、その均質性を保つための基盤となります。

 Cカードは、ダイビングを趣味とする人々にとって、自分のスキルと知識を証明する手段です。しかし、その価値を維持するためには、定期的な練習と学習が不可欠です。ダイビングの世界は、常に変化し、新しい技術や知識が求められるため、Cカード取得者は、自身のスキルと知識を常に更新し続ける必要があります。

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