5月27日 背骨の日
5月27日は背骨の日。肩こり、腰痛、膝の痛み、内臓の不調など、さまざまな症状は背骨の歪みから発生することが多い。これらの症状を背骨のコンディションを整えることで改善し、健康になってもらうことを目的に、一般社団法人背骨コンディショニング協会が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、背骨は腰椎5個、胸椎12個、頸椎7個から構成されており、それを並べた「5127」の「1」を「/」に見立てると5/27となることから、5月27日とした。
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背骨の歪みは、身体のさまざまな不調の根源となり得る重要な問題です。背骨は、私たちの体を支え、内臓を保護し、神経系と深く関わっています。そのため、背骨に歪みが生じると、そこから分布する神経に過度の緊張が生じ、これが肩こりや腰痛などの痛み、筋肉のハリ、関節の痛み、炎症、冷えやむくみ、内臓の不調など、多岐にわたる症状を引き起こします。
現代医学では背骨の歪みが直接どのような症状を引き起こすのかについて、はっきりとした理論はまだ確立されていません。しかし、骨のズレと痛みの関係については一定のパターンがあり、予測が可能です。この背骨の歪みを改善するためには、体操や手技などの方法が有効であり、これによって症状の改善や緩和が期待できます。
「背骨コンディショニング」は、この背骨の歪みに関する深い知識と技術、そして実践に裏打ちされた新たな理論を集約したプログラムです。経験と事実に基づき導かれたこのプログラムは、背骨の歪みを改善し、それに伴う身体の不調を緩和することを目的としています。
さらに、「背骨コンディショニング」に加えて、「食トレコンディショニング」というプログラムも提唱されています。これは、食事制限をせずに健康的に食べて痩せることを目指し、生活習慣病の予防や改善を実践するプログラムです。この二つのプログラムを通じて、包括的な視点から医療費の削減を目指し、ウェルビーングな社会の創出を実現することが目標とされています。
背骨の歪みに対する正しい理解と適切な対処は、身体の健康を維持し、より豊かな人生を送るために不可欠です。背骨の健康を守ることは、全身の健康を守ることに直結しており、日々の生活の中で意識して行うべき重要なケアの一つです。