カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

5月18日 ことばの日

 5月18日はことばの日。「ことば」を大切に使い、「ことば」によって人と人とが通じ合えることに感謝し、「ことば」で暮らしをより豊かにするために、「横浜みなとみらいBUKATSUDO連続講座 言葉の企画2019」の企画生らが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、言葉の「葉」が5月の新緑の瑞々しさを表しているとの思いと、ことば(5 10 8)」の語呂合わせから、5月18日とした。

 漢字の「言葉の日」ではなく、ひらがなの「ことばの日」としたのには手話や点字など広い意味での「ことば」を知ってもらいたいとの思いが込められている。

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 「ことば」は、私たちの思いや感情、知識を伝え合うための大切な手段です。日常の中で自然と使われる「ことば」ですが、その一つ一つが持つ力に改めて注目し、大切に使うことで、人と人との間に深い理解とつながりを生み出します。私たちは、「ことば」を介して、喜びや悲しみ、驚きや発見を共有し、お互いの心を通わせることができます。この不思議で美しい「ことば」の交流を通じて、感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

 また、「ことば」を丁寧に選び、使うことは、日々の暮らしをより豊かに彩る鍵となります。たとえば、感謝の「ことば」一つを添えるだけで、人間関係はより温かく、信頼に満ちたものに変わります。励ましの「ことば」が、誰かの心に光を灯し、前に進む勇気を与えることもあります。さらに、美しい詩や心に響く言葉は、日常の中に新たな感動や発見をもたらし、私たちの心を豊かにしてくれます。

 このように、「ことば」を大切にすることは、人間関係を築き、暮らしを彩るための基盤となります。私たち一人ひとりが、「ことば」の持つ力を意識し、感謝しながら、より良い「ことば」を選び、使っていくことで、より豊かな人生を築いていくことができるでしょう。「ことば」によって結ばれた無限の可能性を信じ、今日も明日も、心豊かな「ことば」を紡いでいきたいものです。