5月18日 防犯対策の日
5月18日は防犯対策の日。
近年、犯罪の巧妙化、凶悪化が進んでいることから、四半世紀以上にわたり防犯カメラを販売してきた企業として防犯対策の大切さを発信し、一人ひとりが防犯対策を見直すきっかけとしてもらうことが目的。
三重県鈴鹿市に本社を置く株式会社塚本無線が制定し、日本記念日が認定した。
日付は、株式会社塚本無線の設立日が1989年5月18日であることと5を"GO"、1を棒に見立て「棒=防」、8を「犯」とする語呂合わせから「GO防犯(ゴーぼうはん)」と読み、防犯対策に一歩踏み出す意味を込めて、5月18日とした。
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防犯カメラの設置は、現代社会における犯罪防止策の一つとして非常に重要な役割を担っています。犯罪の巧妙化や凶悪化、さらには低年齢化が進む中で、これらのカメラが果たす役割はますます大きくなってきています。高齢者が犯罪のターゲットになりやすいという現状を踏まえると、彼らを守るための対策としても防犯カメラは有効です。
防犯カメラは犯罪の抑止力となり得ます。映像が監視されていることを知ることで、犯罪者にとってリスクが高まり、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。また、万が一犯罪が発生した場合には、犯罪の証拠として映像を利用できるため、犯罪の解決にも寄与します。
さらに、地域社会における連帯感の希薄化が進んでいる現状では、個々の住民が互いに協力し合うことが難しくなっています。このような状況の中で、防犯カメラのシステムを導入することは、住民自らが地域の安全を守るための一助となり、地域全体の防犯意識の向上にも寄与するでしょう。
しかしながら、防犯カメラを設置する際には、プライバシーの保護という観点からも慎重な検討が必要です。適切な場所に適切な数だけ設置すること、映像データの管理を厳格に行うことなど、個人の権利を尊重しながらも社会の安全を確保するバランスを見つけることが求められます。