6月1日 電波の日
6月1日は電波の日。1950年(昭和25年)6月1日に電波三法(電波法・放送法・電波監理委員会設置法 )が施行されたことにちなみ、電波利用に関する知識の普及・向上などを目的に、電波監理委員会が制定した。
◆◆◆
電波の利用は、現代社会を支える不可欠な技術の一つとなっています。電波法により、3テラヘルツ(THz)以下の電磁波が「電波」と定義されており、これは人類が発見し、活用するようになってから約120年の歴史を持ちます。しかし、自然界には電波が存在していたため、人類はこの自然の現象を利用して様々な技術を開発してきました。
電波の性質は周波数によって異なり、その特性を活かして多岐にわたる分野で利用されています。例えば、低周波数の電波は電離層で反射しやすく、長距離通信に利用されます。これは、かつての国際通信や災害時の緊急通信などで重要な役割を果たしてきました。一方、高周波数の電波は直進性が高く、雨や水蒸気に吸収されやすい特性を持っていますが、この特性を利用して気象レーダーや衛星通信、無線LANなどの技術が開発されました。
日常生活では、テレビやラジオ放送、スマートフォンやカーナビゲーションシステムなど、多くの電子機器が電波を利用しています。これらの機器によって、情報の受発信が可能となり、人々の生活はより便利で豊かなものになっています。また、ワイヤレスICカードシステムや医療分野での利用など、電波の応用は日々進化し、新たな技術開発が続けられています。
医療分野では、電波を利用した診断装置や治療機器が開発されており、非侵襲的な手法による患者の負担軽減に貢献しています。また、農業分野では、電波を利用したセンサーによる作物の生育状況の監視や、遠隔地からの灌漑制御など、精密農業の実現に向けた技術開発が進んでいます。
このように、電波は私たちの生活を支える基盤技術として、さまざまな分野で活用されています。電波の持つ無限の可能性を追求し、新たな技術やサービスの開発に挑戦することで、未来の社会をより豊かなものにしていくことが期待されています。
記念日とかいろいろ
6月の年中行事など
6月の記念月間など
6月の記念週間など
6月1日の記念日
省庁などが作った記念日
- 110番の日(1月10日)
- 防災とボランティアの日(1月17日)
- 118番の日(1月18日)
- 文化財防火デー(1月26日)
- 北方領土の日(2月7日)
- 旅券の日(2月20日)
- 交通事故死ゼロを目指す日(2月20日,4月10日,9月30日)
- 日本遺産の日(2月13日)
- 農山漁村女性の日(3月10日)
- 発明の日(4月18日)
- 郵政記念日(4月20日)
- 子ども読書の日(4月23日)
- 看護の日(5月12日)
- 消費者の日(5月30日)
- 消費者ホットライン188の日(いややの日)(5月18日)
- 電波の日(6月1日)
- 気象記念日(6月1日)
- 景観の日(6月1日)
- 人権擁護委員の日(6月1日)
- 測量の日(6月3日)
- 貿易記念日(6月28日)
- らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日(6月22日)
- 国民安全の日(7月1日)
- 更生保護の日(7月1日)
- 国土交通Day(7月16日)
- 夏の省エネルギー総点検の日(8月1日)
- 道の日(8月10日)
- バイクの日(8月19日)
- 防災の日(9月1日)
- 救急の日(9月9日)
- 下水道の日(9月10日)
- 警察相談の日(9月11日)
- 水路記念日(9月12日)
- 宇宙の日(9月12日)
- 空の日(9月20日)
- 清掃の日(9月24日)
- ハイビジョンの日(9月16日)
- 法の日(10月1日)
- 浄化槽の日(10月1日)
- 鉄道の日(10月14日)
- 統計の日(10月18日)
- 原子力の日(10月26日)
- 木の日(10月8日)
- 都市景観の日(10月4日)
- 計量記念日(11月1日)
- 灯台記念日(11月1日)
- 自衛隊記念日(11月1日)
- 119番の日(11月9日)
- 公共建築の日(11月11日)
- 国有財産の日(11月7日)
- 税関記念日(11月28日)
- 人生会議の日(11月30日)
- みかんの日(11月3日)
- 冬の省エネルギー総点検の日(12月1日)
- 学校給食記念日(12月24日)
- 省エネルギーの日(毎月1日)
- 食育の日(毎月19日)